浩子の部屋

若ゴボウ

日曜日夕刻に、久しぶりに「料理」なるものをしようと、スーパーで買い物。
「あら、若ゴボウや。もう、売ってるんやね。」
この春の季節しかない、ゴボウの茎を食べます。ゴボウの青臭い良い香りと、茎のシャキシャキ感が身上です。今時の若い人は、この料理の仕方を知らないだろうなと思い、料理手順を書いてみました。
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若ゴボウは、孫の背丈ほどあります。今頃売っている「蕗(ふき)」と間違えられているかも知れませんね。私が行ったスーパーでもそれぞれを並べて売ってありました。根っこが髭根がいっぱい生えた土色になっているので、蕗との違いはすぐに分かります。
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セイト君も、「なんやなんやとごそごそと覗きにきます。
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この根っこも捨てずに、綺麗に髭根をそぎ落として使います。これをキンピラゴボウを作る時のように、そぎ切りにします。そして、軽く湯がきます。ゴボウのいい香りがしてくると思います。その後、ザルにあげておきます。
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茎は、根っこの汚れを洗い流し、葉っぱも捨てて、5センチほどの長さに切り揃えます。
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これで、下ごしらえは完了。ここで、フライパンを熱してゴマ油を大さじ1杯ひき、さっきの根っこと茎を一度に入れて、炒めます。全体に油がまわったら、出汁をカップ1杯(水1杯と出汁の素でもOK)、砂糖大さじ2〜3杯、薄口醤油大さじ2杯半〜3杯を入れます。
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春先の青臭い野菜は、砂糖を入れることで苦みが中和して、美味しくなります。「けっこう甘いかな?」と思うくらいでも、食べたらちょうどいい感じになります。ちょっと、出汁の甘さを味見してみてください。そこから、フライパンに「蓋をせず」に、そのまま中火で炊きます(柔らかめの好きな方は、少し蓋をして蒸し煮してもいいです)。適当にフライパンを反しながら、全体に味が馴染むようにします。汁けがなくなる頃合いで、火を止めます。「はい、出来上がり!!」
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下ごしらえだけ面倒くさいですが、緑鮮やかなシャキシャキの香り高い美味しい「若ゴボウ煮」は、とても簡単にできます。お試しあれ〜!!
春の色と香りと味を届けてくれますよ〜〜♪

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