浩子の部屋

母が逝きました

「はよ、あの世にいきたい。」
・・・と、苦しまずに眠るように、実母は逝きました。
逢う最後の日となった時も、意識がはっきりとあり、目は開かずとも、声賭けには応じてくれていました。弟家族も主人も、皆が集まって見舞ったその翌朝に、すっと息を引き取りました。

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