浩子の部屋

天神さんの日

大阪で「天神さん」といえば、大阪天満宮の夏祭り、日本三大祭りのひとつです。今日は、天神さんの本宮祭りの日です。そして、明日が「土用丑の日」とあって、ひと足先に鰻のかば焼きを食べたいということで、天神橋筋5丁目の「魚伊」に行くことになりました。JR環状線で、大阪駅から天満駅に向かう列車は、浴衣姿の若いギャルでいっぱいです。
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今日のお昼は、8月にあるピアノ発表会の為の1回目のリハーサルがありました。孫のコウキ君は初出演です。まだピアノが弾ける段階ではありませんが、舞台に出る・・・ということが大切だということで、森山純先生と一緒に出演します。今回の出演者の最年少です。森山先生に、指で押さえてもらいながら、「ぶんぶんぶん」を演奏します。先生も、一番手のかかる子を舞台に立たせるという、とっても大変な役目を担って下さいます。
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私も一応?出演する(これで、7回目)ので、大人ばかりのリハーサルに参加しました。今回はソロですが、暗譜に自信がないので、楽譜持ちで出ます。曲は、ショパンのワルツですが、練習時間も短い為、完全に自分のものにできていない状態での参加です。まずは、「出演する」ことの大切さ、それで1曲ごとの仕上げとなります。「人前で弾く」というのは、思いのほか緊張します。いつもの7〜8割の出来であれば、充分だというくらいです。
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シャイなコウキ君にとって、「舞台」の上に立つことができるかどうかが、今回のハイライトです。リハーサルでは、
「ちゃんと背筋の伸ばして!!はい、ここでまっすぐ前を見て!!きちんと、おじぎする。」
と、先生の「喝」がとびます。小さいながらも、先生の言われることを聴くコウキ君。「三つ子の魂」とよく言いますが、ほんとに三つ子の手習いは、一生この子の基礎・土台となって、自然に体に染みついていく。「鉄は熱いうちに打て」と言われる所以ですね。
夕飯は、この暑さと練習の疲れを吹き飛ばすため?に、美味しい鰻ご飯のご馳走です。魚伊では、最近、名古屋の「ひつまぶし」が流行っているので、ここでもメニューに登場していました。大阪のかば焼きでの「まぶし茶漬け」は、どんな味なのでしょうか?!楽しみ、楽しみ〜〜♪
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ご飯が出てくるまでの間、2人の孫は、お茶碗とスプーンを持って、食べる真似ごとをしながら、大はしゃぎです。セイト君も鰻の匂いに興奮気味。小さなお茶碗を持って・・・
「ドジョウすくい」ならず「ウナギすくい」ですか???
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みんなご飯の大盛りを頼んだのにもかかわらず、キレイに平らげてしまいました。
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名古屋のひつまぶしより、大阪の鰻の方が柔らかくて、私の舌には美味しく感じられました。出汁をかけての鰻茶漬けも格別です。
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うな重よりも、サッパリとしていて、とっても食べやすいですね。これからは、このメニューを注文しようと、久しぶりに?主人と意見が合いました。(苦笑い)
天満駅のほうでは、賑やかなダンジリ囃子が聞こえていたので、孫達に祭りの雰囲気を味わってもらおうと思い、連れて行きました。若いお姉さん達が、お囃子に合わせて威勢よく踊っておられます。
「コウキ君、写真撮るから、お姉ちゃんの方に行って!!」
と言っても、大きな音にビックリして、怖くなったようでママにしがみついています。セイト君も、襲われるかのように思うのでしょうか?ジイジにしっかりと捕まって、泣き出してしまう始末です。
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でも、お囃子が中断されると、コウキ兄ちゃんと一緒になって遊びます。単純なものですね。
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「あら?!ユキちゃんや。」
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ピンクの浴衣姿で自転車に乗って現れたのは、今日のピアノのリハーサルで一緒だったユキちゃんです。ほんまに偶然です。夜もこんなところで会うとは・・・。コウキ君は、ユキちゃんよりも、ダンジリ囃子の方が気になるようです。ず〜っとママとひっついたまま。
ジイジは、セイト君を抱きながら、浴衣のお姉さん達と写真撮影。ちょっと、ちょっと・・・オジサン、入って欲しくないんやけど・・・あ〜ぁ、入っちゃたぁ〜!!
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天神さんは、ギャルでいっぱい。
コギャルもオジンギャルも何でも来いやね。(笑)
別名「アホ踊り」といわれる、龍が昇っていく様子を表した踊り方は、大阪の独特の文化です。
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みんなで「アホ」に徹しようねェ〜♪
あれっ?!天神さんは頭が賢くなるという学問の神様のはず・・・

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