浩子の部屋

虫愛ずる?

休日に、ジイジと2人で淀川に行って、ザリガニ採りをしてきたコウキ君。
虫が大嫌いなはず?のコウキ君が、興奮して帰ってきました。
「バアバ、ジャリガニ、ジャリガニ、いっぱい、いっぱい・・・みて!!」
あんなにカナブンや蝉も怖がっていたコウキ君。いったい、どうなってんの?
null


ジイジは、ザリガニを洗面器に入れて、朝からハムに糸をつけて、餌にしていました。コウキ君は、ザリガニに食べてもらおうと、恐る恐る近づいています。
「バアバ、こっち。みて、みて!!ジャリガニ、ハムたべんねんで。」
と、わたしを手招きします。
あの「虫大嫌いな子」が、いったいどうしたんだろう???
null
自分がつかむわけではないのですが、洗面器の中で動くザリガニは、なんの抵抗もしないことを肌で感じているのか、とても面白がっています。肝心の餌のハムは、朝はなかなか食べてくれませんでした。人間がいるから、警戒しているのかしら?・・・
でも、お昼に帰って来た時には、ハムは無くなっていました。食べてくれたんや・・・良かった(ホッ)。
ジイジに、川でどのようにして釣ったのかを尋ねてみると、
「糸に餌付けて、食いついたやつをそ〜っと、ひっぱりあげるんや。なかなか上手いこといかへんけど・・・」
「何の餌を付けるの?」
「ちょうどザリガニ採りしていた子ども連れのお母さんが、こんな(人差し指くらいの長さ)煮干しを分けてくれたんや。それで、川原の葦の間からのぞいているザリガニめがけて、その煮干しを糸で括って、ピロッと垂らすと・・・じ〜っと捕まえて離さないのがおるから、じっくりと草むらにまで引き上げる。草むらに離すとバタバタしてるから、それを採るんや。水中で離してしまうとすぐに逃げられてしまうからな。」
「にわかザリガニ採り名人?」のおっしゃるには、「サワガニ」を採りに行ったけど、いなかったので、急遽ザリガニ採りになったということです。淀川には、わんさかとザリガニがいるそうです。ジイジが、コウキ君に、
「このザリガニ、たくさん採って、ママに海老フライにしてもらい♪」
と言ったら、
「ジイジ、エビちゃうやん。カニやで〜。」
ザリガニという名前だったので、コウキ君はカニだと思ったのでしょうね。(笑)
(※ザリガニの科目は、「エビ目アメリカザリガニ科」で、エビの仲間です。)
null
梅雨が明けて、朝にはマンションの玄関前の木で蝉がいっぱい鳴いています。夕方には、幼虫から羽化した蝉が、じっとして木にへばり付いています。
null
小さい頃から山育ちで、毎日のように虫採りやじゃこ(小魚)採りをして、採集が大好きだった私は、今でも蝉を見ただけで、つい、つかみたくなります。・・・というか、写真撮っている間に、1匹持ってきてしまいました。(へへへ)
null
人は、「虫愛ずる姫君」?と呼びます。幼少期には、休みの日はほとんど、亡き父と裏山に行っては、カブトムシ、クワガタ、タマムシ、カミキリムシ、オニヤンマ等々・・・かごにいっぱいになるまで採って帰るのが楽しみでした。それぞれの虫の特徴を図鑑で調べながら、綺麗な自然の発色に、見惚れてしまうほどでした。まるで、ペットを飼うように、虫カゴの中を覗き込んでいました。ちょっと変わった女の子???
null
ところが、孫のコウキ君は、大の虫嫌い。ほんのちょっと虫の姿を見せただけで、「ぎゃ〜〜〜ぁ!!」と言って逃げて隠れてしまいます。ほんま、女の子みたいやわ〜。先日、従兄弟のリュウ君に蝉を見せたら喜んでいたのに、その場にいたコウキ君は泣きわめいて逃げて行き、半べそかいていましたね。なんで、そんなに怖いのか良く分からないんやけど・・・動いたり、鳴いたりが恐ろしいのでしょうかね。
null
半べそのコウキ君を横目に、得意げな顔のリュウ君。いつもの上下関係が逆転しています。指をくわえてるコウキ君と対照的なリュウ君の笑顔です。(ふふふ)
null
でも、ザリガニ君だけは、こんなに怖い顔してるのに、覗くのだけは大丈夫なんやね。飛ばないからいいのかな〜。飛ぶものは、蚊のように寄って来て刺されるイメージがあるのかもしれませんね。コウキ君を虫好きにするには、ちょっと歳月がかかりそうですよ。
あっ、そうか♪キンダーキッズ保育園で英語を習っているから・・・
「アメリカ」産のものには慣れている・・・のかも???(笑)
null
※我が家から見た夕暮れの淀川※

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright©2024. Egami Hiroko All rights Reserved.