浩子の部屋

祖母13回忌

文化の日に、98歳の天寿を全うした祖母の13回忌のお参りに、篠山へ行ってきました。主人の義理叔母の満中陰法要と重なったため、主人とは別行動です。孫達を連れて、総勢10人で出かけました。渋滞もあり、約2時間で到着。篠山観光ホテルの「如月庵」で、揃っての食事です。チビどもは、“ややこしい”のなんの・・・


着いた途端に暴れ回る孫達を見て、おかみさんが、
「あっ、帯持って来て縛りましょか?」
とおっしゃるので、子供達を脅かすための冗談かと思って、
「えっ?!帯ですか?じゃあ、しっかり縛ってやってください。悪いのばっかりですから。できるだけ、グルグル巻きに・・・(笑)」

すると・・・着物を着付する伊達巻の「赤い帯」を持って、やって来られました。そして、手際良くすっと巻いて結んでいかれます。これには参りました!!リナちゃんもセイト君も、何されるのかと思うどころか、ちょっと不思議な顔をしながら、かえって喜んでいるようです。周りの大人達も大喜び♪


「まさか、ほんまの帯が出てくるとは思わんかったわぁ~。」
「かわいいねぇ~、かっこいいねぇ~。」(大笑い)
おかみさんも子供の扱いに慣れたもので、テキパキとやってくださるのに感心しました。

それから、子供達の大好きなメニューが並びます。マグロ大好きのコウキ君。


お肉好きのリュウ君。

 おにぎり大好きのココエちゃんとマオちゃん。

ママに甘えているリナちゃん。

何事もマイワールドのセイト君。

大人のお料理も運ばれてきました。前菜から、刺身、椀物、焼き物、猪肉の炒め物、揚げ物、炊き込みご飯・・・最後に、おかみさん手づくりの芋羊羹。秋の味覚をしっかり味わいました。ママ達も大満足のようでした。

菩提寺の法昌寺に向かいます。お兄ちゃん達は、ちゃんと靴を脱いで揃えて上がります。

 

何があるのか、少しは想像もついているようです。木魚にすぐに反応します。叩きたくてしょうがない様子です。でも、さすがにここでは叱られるのを知っているので、表面上はおりこうにしています。しっかり拝んで、法事という儀式を身体で覚えてくれたらいいな。

お墓もお参りして、その帰り道、バッタに喜ぶリュウ君。虫さん大嫌いのセイト君はリナちゃんとお花を摘んで喜んでいます。

すると、パパがこっちに向かってスタスタとやって来ました。

 

「あら~~、四つ葉のクローバー?!すごいわねぇ~!!」
「さっき、見つかったんです。ほんとに偶然です。」

孫や曾孫、それに6人の玄孫に囲まれた、亡き祖母も大満足の賑やかさ。こうして、みんなが同席できる「場」を与えてもらえたことに、何よりも嬉しい、感謝の気持ちでいっぱいです。大勢の家族に囲まれている、このひとときが如何に幸せなことか。どの子もカワイイ、どの子も大切、どの子も愛おしい・・・そして、元気いっぱい、健康でいてほしい。

祖母まつる 縦の流れの 尊さよ

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