浩子の部屋

手指ヤケド

今朝一番、ママに抱っこされてきたセイト(11ヶ月)が泣きわめいていました。いつもの泣き方と違うので、あわてて起きてみると、
「さっき、加湿器に手を突っ込んで、ヤケドしてん。」
「どこどこ??もう、冷やしたん?」
「ちょっと5分くらい冷やしたんやけど、イヤがって・・・」
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見てみると、左手の人差し指と中指と薬指の3本が、赤くなっています。しかも、人差し指の先には、少し水ぶくれができていました。
「ぎゃ〜って泣いたから、見に行った時に、加湿器の吹き出口の所に左手が入っていて、きっと加湿器をもって立とうとしていたんやと思うんやけど・・・それで、熱いからすぐに右手に持ちかえようとしてたところやったん。」
「そう、水蒸気やからそれは熱かったやろ。もっと氷で冷やさんと。」
主人が凍った保冷剤を持って来てくれました。無理やり押さえつけて冷やしてみました。セイトは、ギャンギャン泣きつづけています。
「これは、痛いやろなぁ〜。とにかく冷やすしかないからねぇ。」
ビニールに氷を入れて、その中に左手を突っ込むようにしてみましたが、わめいて暴れるので、水がこぼれてしまって上手くいきません。それで、抱きながら、保冷剤で手指の表裏を暫く挟んでいました。
かなりの痛さだと思います。このまま泣きつづける感じでした。普通だったら、ここで小児科のお医者さんに行くと思うのですが、とりあえず、様子を見てから・・・と、思いました。「泣く」という行為は、もちろん痛いから泣いているのですが、痛みを回避し和らげていくという作用があります。人間の体って上手くできていますね。痛みをアピールしながら、それを治すための漿液が集まってきて、また痛みを和らげるホルモンが出てくるのですから。
「症状、即、療法」
昔から、西式健康法の田中先生に教わった言葉をいつも大切にしています。できる限り、自然のままに治癒させる。大きな事故とかの場合は、西洋医学に頼らないと無理ですが、日常のケガなどは、薬を使わずにそのまま傷をふさいでテープで巻く、そして、感染を防ぐために傷口を水に触れないようにする。今回のヤケドは、そのまま水ぶくれを潰さないようにして、様子を見るしかありません。
ギャンギャンと泣きつづけていたセイトは、ママに抱っこされて、ついに寝てしまいました。泣きつかれたこともあるのでしょう。ちょっとホッとしました。それから、9時半から13時半までの4時間も眠りつづけていたようです。起きて来た時には、もうすっかり機嫌良くなっていました。ただ、水ぶくれは大きくなっていました。体自身が、ケガの所を早く治そうとして、体内薬?を緊急招集するのですね。
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夜帰ってきたら、中指の水疱がこんなにも大きく腫れあがっていました。
「わぁ〜!!これは痛かったやろね。」
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でも、本人はいつものように笑顔で、何事もなかったような感じです。修復力・回復力の早さは、やはり細胞の若さですね。「体は治るようにできている」と見せつけてもらった気がします。水ぶくれは、明日には潰れるかもしれませんが、その中では現在修復のための突貫工事が行われているのです。
夜には、家族揃って、「これぐらいで済んで、よかったよかった♪」・・・と安堵。(ホッ)
江上家には、前向きな考えしかありません。前進あるのみ!!
「水ぶくれ」・・・と聞いて・・・
孫の「リナちゃんのほっぺ」を思い出してしまいした。(ゴメンゴメン)
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