浩子の部屋

中津保育園フッ素塗布実施

今日は、歯科園医をしている中津保育園のフッ素塗布の日。
もう何十年も、それこそ娘がここの保育園でお世話になっていた頃から、ライオン歯科衛生研究所の方々にご協力いただいて実施しております。いつも、4人の歯科衛生士さんが、フッ素のイオン導入法の器械や、園児のトレーを持参して来てくださいます。
まず、9時からは、園児全員が集まったところで、虫歯の人形劇や歯磨き指導が行われました。
null


園児達は、みんな自分のハブラシを持って、上の奥歯から磨いていきます。
null
本日担当の先生が、みんなの前で歯の模型と大きなハブラシを持って、
「はい、ハブラシさん、こんにちは。コンニチワの持ち方で、はい、ゴシゴシ。奥の歯をしっかりゴシゴシ。」
と、園児達にわかりやすいお話の仕方で、リズムに乗って歯磨きしていきます。園児のみんなは、ほんとに一生懸命に、先生のお話を聴いています。1〜2歳児の小さい子でも、じっとお利口に座っています。ウロウロする子は、誰一人いません。いくら先生が監視しているとはいえ、普通はなかなかこのようにはいかないと思うのですが・・・しつけが行き届いているのがよくわかります。他の小学校や幼稚園をたくさん訪問しておられるライオン歯科衛生研究所の衛生士さん達も、いつも感心されるぐらいです。
これが終わったら、次は「仕上げ磨き」!!
当院スタッフの齊藤・畑本・湊が担当します。小さなクラスの子達から順番です。
null
スタッフのお膝の上に寝っ転がって、しっかり磨いてもらいます。ウチのスタッフも慣れた手つきで、シャカシャカと磨き上げます。
「はい、えらかったねぇ〜。キレイになったよ!!」
そして、本番の「フッ素塗布」です。一度に10人の子供が、このイオン導入の器械で、トレーをくわえながら、歯にフッ素コートをしていきます。
null
小さい子の場合には、ちょっと嫌がって、泣く子もあります。フッ素の味がちょっと酸っぱい感じで、唾を吐きだしながら、ガマンしている子もいます。でも、みんな「えらい」ですねぇ〜。
null
我が孫だったら、こんな風にできるのでしょうか???
ほんとに、聞き分けのいい児ばかりです。(感心・感心)
null
ライオン歯科衛生研究所の衛生士さんも、手順よくきちんと清潔にして、準備してくださっています。大きな子は手がかからず、今までから慣れているのか、見事にスムーズにできます。当院に治療に来ている子は、顔見知りなので、みんな可愛い笑顔を向けてくれます。ちょっと記念撮影もして・・・♪
null
今日は、100名を超えるかと思っていたのですが、意外に97名だったそうです。インフルエンザの影響で、休んでいる子も中にはいるみたいですね。終了してからは、すでに81歳になられる園長先生と共に、保育園のお心尽くしの昼ご飯をいただきました。
ここからは、園長先生から聞いたお話です。
「最近の園児は・・・というより、最近の保護者は・・・一昔前と考え方のかなりの相違があって、ほんとに困ります。子供中心の考えではなく、自分中心のお母さんが実に多いんです。自分の遊びや楽をすることが優先されるんです。もっと、子供達の気持ちを考えてやってもらいたいと切に願います。子供達にとって、母親はたった1人なんですから。」
30数年間、園長として保育現場に携わって来られて、時代の流れを感じられながら、子供達への変わらぬ愛情を持ち続けていらっしゃる姿に、ほんとに感動します。ここは、食事もおやつも全部手作りです。そして、給食担当の園田先生は、この園の「縁の下の力持ち」。体格もいいし、心も太っ腹(?)ですが、子供達の美味しそうに喜んで食べる顔が嬉しくて、園長先生と共に歩んでこられました。子供達の体と心の両方に「栄養」を運んでくださる方です。お二人のすばらしいパワーに拍手!!
ウチの孫も、この保育園で育ててもらってもいいのですが、娘がバイリンガルで育てたいそうで、全部英語で過ごす保育園に入れています。確かに小さな頃からの外国語教育は大切なことだと思います。何事も、一長一短で、ほんまに難しいですね。
夕刻、IBK保育園から帰って来た2歳の孫。スタッフルームで、美味しいお菓子をもらってご満悦です。ひとしきり、診療所でスタッフに遊んでもらい、患者さんが多くなってきた時間帯になると帰ります。帰り際に、診療所の外の窓から、可愛いひと声。
「イチロー!!お〜い、イチロー!!さきに、かえってるでぇ〜!!」
あちゃ〜〜〜・・・(患者さん、クスッ)
null

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright©2024. Egami Hiroko All rights Reserved.