浩子の部屋

スズメとカラス

今朝、豊中から来られた70歳の女性。以前に当院の真向かいにあった船越樹脂工業に勤められていた方です。お仕事を辞めてからも、当院がいいと言って来てくださっています。とても優しそうなお気持ちがそのまま表現されたような、素晴らしい笑顔のご婦人。私が受付の花を活けていると、とっても嬉しそうに声かけしてくださいました。
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「奥さん、お久しぶりです。いつも先生に良くしていただいて、ありがとうございます。おかげで、ほら、こんなに綺麗になって、嬉しいですわぁ〜。」
「こちらこそ、喜んでいただいて嬉しいです。お元気そうで、何よりですね。いつもウォーキングとかハイキングをよくなされているのですか?」
「いえ、膝を痛めてから、なかなかできないんですよ。でも、何にもしなくても、ここ(向かい)の会社に16年勤めさせていただいたおかげで、こうして年金もいただいて、食べるのには不自由のない生活ができます。ほんとに社長さんにも、良くしていただいて、感謝しているんですよ。ありがたいと思っています。」
と、福々しい温かい満面の笑顔で、おっしゃっていました。
「社長さんも、事務所が茨木市に引っ越されても、ウチ(当院)まで、いつも来てくださっています。今の言葉を聞かれたら、社長さんの方がもっと喜ばれると思います。今度来られたら、是非お伝えしておきますね。」
ほんとに、人情味のある美しい心のご婦人ですね。「16年間働かせてもらって嬉しい」と表現されるように、謙虚な心持ちで、「今」を大切に生きておられる方であると確信しました。このご婦人のような生き方をすると、誰もが気持ちのいい「仏さんのような笑顔」ができるのですね。何事にも、「感謝、感謝」の心!!
人生、そういう生き方をしなさいというお手本のようなお方。私も見習って生きていかなくては・・・と、思いました。そして、人とのご縁を大切にされるお方。いい人との出会いは、人生の財産です。そのご縁をしっかりと「繋ぎ止めて」、更にその「輪」を拡げていけるようにすれば、「いい人数珠繋がり」ができるのですね。たくさんの良い繋がりは、何かが起こった時にこそ助けていただける・・・最高の「神様」になります。
私の脳裏には、今、そのご婦人の「笑顔」しか浮かびません。そして、なんとも言えない「ふわっ」とした心地の良さに包まれます。自分がこんな人になれたら・・・と。周りの人に、笑顔で幸せをごく自然に与えられる人。
仏教の「無財の七施」のうちの「和顔悦色施」(わげんえっしきせ)、そのまんまです。
ほんまに素晴らしいですわぁ〜〜!!
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(こちらはウチの孫。院長とそっくりの四角い顔♪)
また、夕刻には、今日で半年間の治療卒業という31歳女性。
とても透き通るような白いきれいな肌をされているので、
「どんなお手入れをされているのですか?」
と、尋ねてみると、意外に、
「私、乾燥肌なので、水パックを3分間してから、化粧水や乳液を塗っているんです。とても効果がありますよ。」
と、いろんな話をしていたら、
「いつも、受付で、いろんな方にアドバイスをされていますね。私ずっと見ていました。とても、アットホームな感じでいいなあと思っています。ブログも時々覗かせてもらってます。こんな感じの歯医者さん、他にはなかなか無いですよね。」
と、嬉しいお言葉(言辞施)をいただきました。
私としては、何気なくやっていることですが、ちゃんと見ておられますね。恐れ入りました。こんなに温かい目線で見てくださる患者様に、頭が下がります。まだまだ学ぶことは、いっぱいありますね。
嬉しい波長の患者様がたくさん来ていただき、また「幸せ」にしていただきました。
患者様の幸せな笑顔は、私達の「幸せ」です!!
心より、「ありがとう」をお伝えしたいです♪(心施)
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ところで・・・
こんな気持ちで、ブログを綴っている横で、ガチャガチャ言っている人がいます。
スタッフの間で、温泉の話が出て・・・主人が、
「俺は、スズメのギョーザやからなあ。」
スズメの餃子???
それを言うなら、スズメのギョウズイ???
いえいえ、「カラスの行水」の間違いでしょ?
「何で、カラスやねん?スズメの水浴びみたいに、さっとかかるからスズメの行水と違うんか?」・・・という主人。
どうも、カラスが行水している場面が思い浮かばない・・・そうです。
そんな問題とちがいまっせぇ〜〜〜!!
あんたの頭の中身が「カラス」・・・「空の巣」・・・(笑)

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