浩子の部屋

エコトレイン

バレエのお稽古の帰り道。
阪急電車の乗ろうとしたら、あれ??・・・いつもの電車と違ったカラフルな車両。
若い人達が、携帯やカメラで写真を撮っておられたのを見て、私も、早速・・・♡ ♡
でも、「エコトレイン」って、どこが「エコ」なのか、ようわからん??
恐らく、発光ダイオードで表示されているので、今の新しい信号機のように、電力消費量が少ない車両なのだろうと、思うのだけれど・・・
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そもそも「エコ」とは、「エコロジー」の略称。
「エコロジー」って、「地球に優しい」というイメージだけど・・・
英語(ecology)の本当の意味は、「生態学」・・・つまり、環境と生物との相互関係を調べる学問だったそうです。しかし、近年では、人間の生存条件を考察するという観点から、広義の意味で、「環境に配慮していこう」とか、「自然に帰れ」というような意味合いで使用されているようです。
「エコブーム」と言われる昨今。いろんなところで「エコ」が叫ばれています。
「エコ」に取り組んでいる会社を「エコな会社」というそうですが、企業努力をされているか否かで、消費者の方も購買意欲が違ってくるそうです。そして、できるだけ環境に良い商品を選ぶという方が、80〜90%を占めているようです。
それほど「エコ」が浸透しているのですね。
「エコトレイン」について調べてみると、車両の外観だけでなく、車内のポスター枠やステッカー類もすべて、「環境」をテーマにしたもので統一されています。そして、乗降するお客様に、環境に対する意識や理解を深めていただくことを目的としている・・・ということです。
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ところで・・・
「エコな会社」ではなく、「エコな歯医者」にするには、どうしたらいいでしょう?!
ただ、リサイクルできるというだけでは「エコ」とは呼べず、やはり、「自然回帰」が必要であり、できるだけ文化的なことに逆行するカタチになると思います。
一時、「ロハス」とか「スローフード」とか言われたように、何でも便利なことを優先するのではなく、CO2排出量が少ないことを考慮する・・・つまり、機械よりも人海戦術ですね。診療所の中で言えば、天然歯をできるだけ残してあげること。これが、「エコ」につながっていくことと思います。
そのためには、虫歯や歯周病の予防が「エコな歯科」を作り上げます。
未来につながる歯科は、「予防」と「食生活の見直し」ですね。
贅沢すぎる食生活は、味覚は満足できても、身体的には過剰栄養です。
質素ではなく、素朴な食生活を心掛けることが、予防医学につながり、予防歯科にも関連していきます。
そして、住環境としての診療所は、自然の緑をいっぱいに集めた、居心地のよい場所にしてあげないといけないですね。嫌気なく、しかも、体にゆっくり馴染み、安心感を得られる、落ち着ける場所の提供も大切です。ショップ感覚で、気軽に立ち寄れる歯科も、「エコ」になっていくかも・・・
また、身体的「エコ」の観点からいえば、できるだけ自分の足で「歩く」のも、代謝を良くして抗加齢につながります。車を使うよりも、電車やバスを利用し、歩く時間を増やすことが「エコ」になります。
そうそう、もっと「エコ」なものが身近に・・・
ウチの娘は、こども達を連れて出かけるのに、自転車の前後に2人乗せての3人乗り・・・ではなく、お腹に6ヶ月の赤ちゃんがいるので、全部で4人乗り(?)です。
見ているほうは怖いけど、これぞ人力の「エコ自転車」ですね。
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様々なCM(コマーシャル)で、「もの」を売ろうとしている会社の皆さん!!
誇大広告の、いいとこ取りのCMばかりでなく、本質を見極めて、
「ネコ」かぶらずに、どうぞ、「エコ」かぶってください!!(笑)

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