浩子の部屋

即席漬物講座

かぶらの美味しい季節になりました。お漬物大好きなウチの家族。義母に教わった、かぶらと大根の即席漬けを、当院スタッフに教えたいと思い、たくさん用意しました。ついでに、泥つきの掘りたてレンコンをいただいたので、一緒に料理することになりました。レンコンは大量なので、酢レンコンと煮物にします。
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スタッフは、独り住まいの松永さんと、新人の受付担当・山本さんです。まずは、かぶらの葉っぱの先は切り落とします。ここはお漬物にすると苦味が出るので、使いません。
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その後、かぶらと茎とを切り離します。茎は、きれいに洗って4㎝くらいに切ります。
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そして、塩をまぶしてしっかり揉みます。塩が馴染んできたら緑色の汁が出てきます。これは、アクと苦味なので捨ててしまいます。しっかり絞ります。
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かぶらは、皮を剥いて縦に4㎜厚さに切り揃えます。これより薄いと歯ごたえがなくなるし、これより厚いと漬かりが遅くなるので、このくらいが一番いい厚さだと思います。お好みにより、厚さは加減してください。
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洗い桶に、かぶらと茎を入れて、塩をまぶします。わりと塩辛い感じでOKです。まぶして少ししんなりしたら、かぶらから出てきた汁(水)を舐めてみると、塩加減が分かります。
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このまま容器に移して、重石を載せます。これで一晩室温で放置すると、良い感じのお漬物になります。保存は、ビニール袋に入れて冷蔵庫に入れれば、4~5日間美味しく食べることができます。
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次は、大根の千切り漬けです。大根は皮を剥き、7㎝くらいに切り分けます。大根の繊維に沿って縦に薄切りし、それをまた千切りにしていきます。山本さんは、家の台所でもよく手伝っているようで、とても要領よく素早く、包丁を使っていました。
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軸に近いほうの葉っぱをみじん切りにして彩りに使います。今回は、葉っぱがほとんど付いていないので、緑の量が少ないです。本当は、軸のところから10㎝程あると、きれいに仕上がります。
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塩をまぶして、ざっと混ぜます。その後、軽く重石を載せます。これは、わりとすぐに食べられます。本当の即席漬けです。
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では、レンコンに取りかかります。泥をよく洗い流して、皮を剥きます。レンコンは、真ん中の節のところが形もきれいで、柔らかいので、酢レンコン向きです。両端の節は、煮物にします。
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酢レンコンの厚みは3~4㎜、煮物は5㎜に切ります。酢レンコンは、お酢が浸み込みやすいように、また食べやすいように、シャキシャキ感が残るようにということで、この厚さになりました。煮物は、出汁で炊くので、少し厚くないと歯ごたえが残らないからです。
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お湯を沸かして、酢を少し入れて、酢レンコンは沸騰してレンコンが透き通ってきたら、そのままザルにあげます。
米酢:水=1:3くらいに、米酢を薄めます。そこに砂糖を米酢の2倍くらい、塩小匙1杯くらい(少し塩味を感じる程度)入れます。
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できた三杯酢に茹で上がったレンコンを入れます。このまま冷ましておいておけば、4~5時間で食べごろになります。あとは密閉容器に入れて冷蔵庫で保存できます。
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煮物は、さっとお湯をくぐらせるくらいに湯がき、出汁の中に入れます。
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砂糖は隠し味程度の大匙1杯、薄口醤油は澄まし汁より少し辛い目に味付けします。そのまま、5~7分くらい煮ます。程よい柔らかさ(歯ごたえが少し残る)になったら、火を止めます。
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全部出来上がりました!!スタッフにもお裾分けします。美味しかったかな~♪
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何事も手際が大切。経験がものをいう・・・
主人には、料理は「へたくそ」とレッテルを貼られている私ですけど・・・(笑)
主人には内緒ですが・・・料理上手と思わせると、いつも美味しい料理を期待されるので大変です。たまに作ってあげるからこそ、ありがたがられる。
皆さんも上手に立ち回りましょうねぇ~。

即席漬け 塩と手加減 タイミング

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