浩子の部屋

57歳の誕生日

「奥さん、おめでとうございます!!」
「わぁあ〜〜?!嬉しいなぁ〜♪ありがとうございます。」
朝、仕事場に出かけていったら、江上歯科の玄関で、主人と話している人がいました。旭化成ヘーベルハウスの営業担当の十河さんです。私の誕生日に、わざわざ待ち伏せして?蘭のお花を届けに来て下さいました。
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営業の方がそこまでやりますか?・・・というのが、私の感想です。まだ、知り合って数カ月ですが、ご縁があって、こうして私自身にとっての記念日に、仕事の時間を割いてきて下さる。その行為はもちろんのこと、そのお気持ちがどんなに嬉しいことかをほんとによくご存知なのですね。ビックリというより、感心しましたぁ〜!!
「これは、営業ではなく、奥さんに日頃いろいろとお世話になっているので、プライベートでの感謝の気持ちです。」
と、ニクイ?言葉。ほんまに「できる男」のすることは違いますねぇ。彼のそういう行為に対して、彼の人間性もさることながら、旭化成へーベルハウスという会社の「生真面目であり、気配りが効き、信頼性がある」ということを裏付けているかのように感じます。営業の人の人格そのものが、会社の顔になるんですね。
自分の成績だけを追いかけるための行為では、ここまではできないと思います。十河さんに、大切なことを教えていただいた気がします。
診療所での朝礼のあと・・・
スタッフ全員から、また立派な花束をいただきました。もう、恒例になっていて、いつも楽しみにさせていただいております。
ほんとにありがとうございます♪
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今回は、オレンジ色のバラに、黄色のアリストロメリア、赤色のグロリオオサリリー、黄色のシンビジウムの取り合わせです。オレンジ色も、私の大好きな色のひとつです。皆さんがよく知っていて、頼んでくださったことがとても嬉しいです。受付に飾って、たくさんの患者さんに見ていただけますので、花も私と同じようにきっと満足してくれることでしょう。あまりに立派すぎて、ちょっと開店祝いみたいな雰囲気になっていますよぉ〜。(ふふふ)
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☆満57歳になって思うこと☆
50歳を迎えてから、ず〜っと「人生は華」です。50歳代がこんなに幸せな年代であるとは若い頃には思ってもみませんでした。30歳の頃に、60歳で年金をもらうことになるので、その30年間をどう生きていくか、どう過ごしていくかを頭の中でシュミレーションしていました。
娘2人を大学に入れるまでのこと、その後結婚をさせること。その間に歯科医療ビルを建てること。そして、老後の資金の積み立てなど、たくさんの目標や夢を描いていました。現実にその通りになるかどうかは分からないけれど、目標がないとそれに向かっていけません。目標に向かって、どんな障害や思わぬ事故が起こったとしても、立ち向かっていく根性とそれを乗り越えていく日々の些細な努力が必要です。
そして、たくさんの繋がりある人材に恵まれること。いろんな方とお付き合いをして、自分に波長の合う方を見つける。悩み事があった時に、冷静な判断と的確なアドバイスしていただける頭のいい方とのお付き合いをしておくことです。「頭がいい」というのは、良い大学を出ているからというのではなく、生きていくうえで必要な知恵や知識を持っていて、人望の篤い方のことをいいます。
私は、というか私達夫婦は、ほんとに良いアドバイスをいただける方に恵まれてきました。自分達だけで判断をしてしまうより、複数の方の意見を聴いてから決断したほうが安心です。自分の判断が誤っているか間違っていないか、自分の心底の気持ちと同じなのかどうかを、いろんな人を通して手探りで確認して、第1歩を歩みます。
それでも失敗は、多々ありました。絶対とか確実というのは、人生にはあり得ません。自分の最終判断が、「欲」と絡んで、間違っていることがいっぱいありました。人を信用することは大切ですが、その人の背景も人格も心の中身も見渡せて、「この人なら」という場合はいいですが、表面的な人間性だけでは、鵜呑みにするほど信用してはいけないと思います。最終責任は、自分にあります。自分が決定したことならば、成功も失敗も自分で納得して受け止めることができる。失敗は、次への出発地点です。また新しいチャレンジが始まるのです。私は、このことにいつも「ワクワク」します。事件や事故が大好き???
決して野次馬根性ではなく、自分の身に降りかかることです。何かが自分に足りないから、何かを知ってほしい、何かを感じてほしいから、神様から与えられた試練であると受けとめるのです。これは、若い頃にはわかりませんでした。「なんで、私だけが・・・。なんで、私ばっかり・・・。」と思ったこともありました。
でも、いろんな辛い出来事が重なって起きても、
「もうこれ以上悪くなることはない。どん底に行ったら、あとは上がるしかないもの。」
と、七転八起の精神で頑張ってきました。もっと「ど根性」なことは、
「せっかく転んだのだから、転んだ所からの視点で物事を見たら、もっと違ったことが視える。新しい工夫や発想ができるんや。」
と、思ってきました。でも、頑張れることの一番の支えは、私の夫のひとことです。
「お前も、苦労するなあ〜。」
この一言で、ほんとに私を支えてくれいる人がいると実感し、この人に心配かけないように頑張って乗り越えていかないといけない・・・と思うようになりました。今も、ずっとその一言が私を救ってくれています。(今の現実は、夫が家事手伝いや孫の守りも支えてくれていますけど・・・笑)
そんなこんなで、ここまで結婚して明後日でまる33年を迎えます。
「よう、一緒におったなあ。」
というのが、お互いの感想でしょう?!一緒にいたから、乗り越えてきたこと、楽しかったこと、いっぱいありますね。まだまだ、これから先が長そうですけれど・・・。
今は、幸せに満ちていて、もうこれ以上「欲しい」と思うものがほとんどありません。人生の流れに任せて、その時々に合わせて、その場その場に合わせて、自分の精一杯の努力を続けていくだけです。ただ、「楽をしたい」という気持ちはありません。体と頭の動く限り、自分の体力とにらめっこしながら、進んでいきたいと思います。
今までに私を支えてくださった皆様に、心よりお礼と感謝の気持ちをお伝えしたいばかりです。
「いつも、ありがとうございます!!これからも宜しくお願い致します。」
<追伸>
昨日も、私がリクエストをして、ケーキを持ってきていただいたEM歯研の中木村さん。
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それに、蓬莱の豚まんを持ってきていただいた三井住友銀行梅田支店の一坪さん。
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ありがとうございました。スタッフ全員でいただきました。ご馳走さま♪
そして、いつも自宅で支えてくださっている平尾さん。ほんとにありがとうございます♡
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さらに、今晩治療に来られた、古〜〜〜いお友達の黒松さん。お祝いに布製の手提げ袋と焼きたての食パンをわざわざ買って来ていただき、本当にありがとうございました!!
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そして、本日の治療が終了・・・と思った頃、受付に現れた人あり。ソニー生命の合田さんでした。
「えっ?!もしかして、もしか・・・ですか?」
「ヒロリン、おめでとうございます!!心ばかりですが、古川さんとのお祝いの気持ちです。どうぞ〜!!」
と、受付に差し出されたのは、可愛い花束でした。
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メッセージは、「この1年が、すてきな1年になります様に。」と、書かれていました。
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「もう、今日のブログは終わったのに、また、追加せなあかんわぁ〜。」(ははは)
ほんまにありがたいことばかり。と、これでほんまに終わり・・・???
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家に帰ったら、お婿ちゃんから、
「おかあさん、おめでとうございます!!」
と、ケーキとバラの花をプレゼントしてもらいました。娘は、
「あっ?!そやったん??すっかり忘れとったわ。そんで、いくつになったん?」
と、誰かさん?と同じ反応。さすが親子やねぇ〜(苦笑)。その誰かさん曰く、
「お前、最高の誕生日やなあ〜。大勢に祝ってもらって、結構やなあ♪」
ほんまにそう思います。皆さんのありがたい気持ちに応えられるように、ますます頑張っていきます!!
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最後に、私を57年前に生んでくれた母へ、
「幸せな人生をいただいて、ほんとうにありがとう!!」

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