浩子の部屋

カムチャッカ

初めて、ロシアの地に足を踏み入れます。
何故、今回、カムチャッカ半島なのかは、自分でもわかりません。
日程が丁度良かった、関空からの直行チャーター便が昨年から就航した、北の大地は何も無いところであり、手つかずの自然がいっぱい残っている、日本では見られない高山植物の宝庫がある、恐らく想像できない空気感があるのでは?・・・等々。どんな「もの」に遭遇できるのか、ワクワクしています。
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飛行機は、40分遅れで離陸。ちょっと古ぼけた機体の見慣れない「ロシア」文字に、なんか嬉しい気持ちになります。彫りの深い綺麗な顔立ちの客室乗務員が、笑顔も無く?迎えてくれました。ここは、いったいどこの航空会社でしたっけ??・・・調べてみると、ウラジオストック航空でした。
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出てくるオシボリや飴には、ロシア文字。なんか写真撮りたくなるんですよねぇ〜。食事は、サンドイッチの軽食。コーヒーを注文すると、紙コップに、銀色のヤカンで、お湯だけを注いでくれました。(あれっ??)・・・
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すると、インスタントコーヒーが入った袋を手渡されました。(なあ〜んだ〜)ほんのちょっとしたことでも、国によって、考え方や習慣に違いがあるんですね。飛行機もクラシカルで、いつもと雰囲気が違うので、ちょっと新鮮??です。
入国カードは、書き方が大分ややこしい。書き方のトラの巻をもらって、必死になっています。ビザの番号のロシア文字をそのまんま写してくださいということ。なんかややこしい文字と長い数字と・・・書き間違いの修正は効かないといいことで・・・間違わんように、間違わんように・・・。
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関空から、ペトロパブロフスクカムチャッキー空港まで、約4時間。長ったらし〜〜〜ぃ名前で、舌を噛みそう???
そうか?! 舌を噛むんちゃうか???・・・で、
「噛むちゃっか?」・・・カムチャッカ・・・
失礼しました。やっぱり、歯科的発想でしたね。(笑)
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空港に着陸する前に、標高3456mの円錐形の「カムチャッカ富士」ことコリャークスキー火山と、2741mのアバチンスキー火山が見えました。どちらも活火山で、この火山帯は、北海道の千島火山帯と地底で繋がっているそうです。日本の延長線上にあると思うと、なんとなくロシアも身近かに感じますね。
着陸してからは、機内から降りる前に、温度センサーの検査を1人ずつ受けます。インフルエンザの影響は、ここにも・・・???
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検査は、1人ずつ丁寧に?時間をかけて行われました。待ち時間が大変です。ターミナルまでのバスは・・・
「え〜〜っ?!これですか?」
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笑ってしまいました。とっても古い、恐らく30〜40年前の日本で走っていた市バス。
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なんか、懐かしい気持ちになってしまいました。こんな古いバスでも、今なお活躍しているのですね。
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コリャークスキー火山と飛行機。絵になりますねぇ〜。
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現地時刻は、午後9時30分。まだまだ明るいですね。実際に日が落ちたのは、午後10時15分ごろです。秋の「つるべ落とし」といわれるように、あっという間に真っ暗になりました。
宿泊するアバチャホテルは、50年前の国民宿舎のようです。ほんまに貧しいところなんだということが、よく分かります。
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ただ、コンピューターだけは、現代のものなので、ミスマッチという感が否めません。また、この落差(ギャップ)が面白いんですね。夕飯は、日本から持参の寿司とカップラーメン、カムチャッカの水。
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まだ、日本時間の午後8時半(現地時間午前0時半)ですが、そろそろ就寝します。・・・ZZZ

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