浩子の部屋

アバチャ湾クルーズ

「ドゥブラ ウートラ、おはようございます。」
と、現地ガイドのオーディアさんの挨拶。
あら?クロアチアとよく似た言葉。元ソ連だったから、同じロシア語なんでしょうね。今日は、アバチャ湾を船に乗って、ゆっくり3時間クルージングします。朝食は、パンにイクラ&バター。
null


ホテルの外は、まだかなり肌寒い感じです。
null
null
null
天候は晴れ。少し「もや」がかかったような感じですが、現地としては、とても良い状況だそうです。
null
船に乗ると、コリャークスキー火山が、ほんとに綺麗に見えます。良い天候に恵まれて、嬉しい!!
null
しばらく乗っていると、アバチンスキー火山も見えてきました。海の上を飛んでいるのは、どこでも良く見かける「ユリカモメ」、くちばしの赤い「エトピリカ」、お腹の白い「ウミガラス」。このあたりの岩壁には、いろんな鳥が住んでいるようです。北海道の知床半島とよく似ている感じがしました。
null
湾の入り口、太平洋への出口は、魚の宝庫。ここで船が止まって、しばらくの間フィッシング。ツアーの中の男性陣が、釣りに挑戦。ウチの主人は、釣りはしないで、見学組に。船が止まると、波の動きに合わせて船が左右に揺れるので、船酔いするから・・・らしい。しばらくすると・・・
ひとりの男性が竿に魚がかかったようです。
「わぁ〜〜!!カレイや!!」
中くらいの大きさのカレイです。ほんとに綺麗な透明感のある白いお腹と黄色いヒレを持っています。
null
主人は、釣り上げられた魚のすぐ横へ走って行って、
「おい、写真撮ってくれ〜!!」
って、言ってます。なんや、それ?他人のフンドシちゃうん??
ツアーの皆さんの轟々たる非難?を受けながらも、ご覧のとおり。(笑)
null
カレイだけに、「華麗なる横撮り」やぁ〜!!
結局、その1匹しか釣れませんでしたが、船の中で「さしみ」にしてもらい、ツアー全員で分けて頂戴しました。刺身用の醤油とワサビまでも用意してありました。
null
コリッとしてさっぱりとした甘味があり、大満足。釣っていただいたオジサン、ご馳走様でした。
null
これは、湾の入り口付近にある有名な?「三人兄弟の岩」。何故か、ここだけにポツンと三つの岩が立っているのが面白い感じです。
null
午後からは、レーニン広場とダーチャ(家庭菜園のために作られた別荘)の見学をしました。
null
null
庭には、人参・赤カブ・キャベツ・ジャガイモ・木苺や菜っ葉などが植えられていました。
null
null
温室では、トマトやキュウリまで見事になっていました。採れたてのキュウリを賞味させてもらい・・・
null
「皆さ〜ん、よく味わってカムチャッカ〜。」(笑)
ここの地域では、ほんの一瞬の夏ですが、こうしてたくさんの野菜を育てて楽しんでおられるのですね。花々もどれも可憐に美しく、凛として咲いています。ここの風土が、花々にも表情となって、人間と同じように表されている気がします。
null
null
木苺の手作りジャムと紅茶(ロシアンティー)、甘いお菓子で、もてなしていただきました。
null
それと、現地の民族衣装を着させてもらい、撮影会。
null
ちょっと〜、絵になりますかしら???(笑)
ゆったりとしたカムチャッカの田舎時間を楽しみました。せっかちな大阪人には、随分流れるリズムが違うのですが、気候と土地の波長がゆっくりとさせてくれるのでしょうか?慌しい日常とはすっかり「おさらば」して、時の流れに身を任せることが出来ました。
夕刻には、ホテル向かいの自由市場へ散策に出かけました。商品は、いっぱい溢れていました。ここも豊かになりつつあるようです。
null
null
null
null
ツアー客の中の8年前にここに来られた方が、「随分変わった」と、おっしゃっていました。その頃は、ほんとに貧しくて、家もボロボロ、お風呂はお湯が出ない、酒もない・・・という状況だったとか。たった8年で目覚しい発展ですね。
null
私達の泊まっているアバチャ・ホテルは、一般的に見ると三流以下の感じですが、この辺りでは最上級なんだそうです。(へぇ〜〜)
null
明日は、フラワーハイキングが楽しみです♪

アバチャ湾クルーズ へのコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright©2024. Egami Hiroko All rights Reserved.