浩子の部屋

四日坊主

先週の水曜日に、娘が川端産婦人科を退院しました。
院長の川端先生が、忙しい診察の合間をぬって、退院の見送りに来てくださいました。いつも、出産後赤ちゃんの写真や手書きのお手紙をいただきます。ゆっくりと眠る時間もない産科の先生ですのに、ほんとに頭が下がります。この子の一生の宝になりますね。
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木曜日には、診療所に赤ちゃんを連れて来ていたところ、板東英二さんがたまたま治療に来られたので、“生まれたて”を抱っこしていただきました。
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「わぁ〜、こんなに小さかったかなぁ〜♪こんな赤ちゃん、抱くのはほんとに久しぶりやなあ〜。」
と言いながら、目を細めておられました。きっと、ご自分のお孫さんのことを思い出されていたのでしょうね。
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3番目ともなると、すでに診療所でいろんな方に抱いていただいております。たくさんの方に抱いていただくことは、たくさんの幸せをいただくこと・・・と思っているからです。皆さんが、抱っこして「生命の誕生」を喜んでくださり、α波が出てきて、顔に微笑みが浮かびます。その情景を見ている皆が、満たされた気持ちになります。
「いのち」の尊さを深く感じる瞬間です。
さて、娘の出産後、先週の火曜日から金曜日までの4日間は、孫のお弁当作りをしました。先週月曜日までは、北海道のお母さんが作ってくださったのですが、その日の便で北海道へ帰られてしまったからです。弁当作りはかなり久しぶりのことですが、「今週は頑張るぞ〜!!」とばかりに、朝7時に起きて奮闘を始めました。
自分の娘達に作っていた弁当を思い出して、どんなにしようか、冷蔵庫の中を覗き込みました。日常も、夕飯は娘に任せているので、ほとんど料理らしいものはしていません。でも、冷蔵庫の余りものでも、ちょっと工夫すれば、「なかなかいけるやん♪」と、昔とった杵柄?ですね。(この時点では自己満足)
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孫が何が好きかどうか、はっきりとわからないので、まあ食べてくれなかったら、その場その場の対応でやるしかないかな?と・・・
ママではないんだから、弁当が無いよりはまし・・・というレベルかな?(笑)。唐揚げとミートボールと竹輪の甘辛煮にしたのは、美味しかったようで、全部なくなっていました。
水曜日は、「大きなおにぎりがいい」と言われ、雑魚入りのおにぎり2個と、前日にデパートで買ってきた生きた海老をソテーして入れてみましたが・・・結果は、全く手付かずで、お口に合わなかったようです(泣)。
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木曜日は、出来合いのミートボールと、赤い弁当用ウインナソーセージをミニタコに切ってソテーをしましたが、好評のようで全部食べてくれました。普段食べなれたものの方がいいんですね。ママに尋ねたら、
「冷凍食品のほうが、よく考えられていて美味しいみたい。」
と、言っていました。
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それで、金曜日は冷凍庫に残っている冷凍食品ばかりで作ってみました。なるほど・・・入れてみると、見栄えもいいし、食べるとしっかり味がついていて、子供が喜ぶように作ってあるんですね。労せずして、美味しく・可愛く出来上がる。ほんまに感心しました。
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時代が変わったというか、私が時代遅れというか・・・
弁当作りも、ひと昔ではなく、ふた昔も前の知識では、この移り変わりの激しい世の中には、付いていけないんだと感じました。バアバは、ママの代わりにはなれない。バアバは、ママのお手伝いをするだけ。
バアバは、あくまで「バアバ」として存在することの重要性を認識!!
私自身は、祖母の手料理と弁当で育ちましたので、おふくろの味は、「おばあちゃんの味」でした。やっぱり、日頃から料理しないと「おふくろの味」には、なれませんね(苦笑)。
そして・・・
私のお弁当作りは、三日坊主ではなく、「四日坊主」で終了しました。(笑)

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