浩子の部屋

ねぎ焼き

あま~い、甘いねぎがとっても美味しい、グランフロント大阪南館「福太郎」のねぎ焼き。仕事終わりに、院長が温かいもの食べたいと言うので、急にスタッフ達を誘って行って来ました。店長の吉田さんとは、5月のマルタ島旅行帰りに立ち寄って、マルタの話で盛り上がってから、仲良くなりました。
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吉田さんは、とっても博識で、私達がマルタ島へ行って初めて知った、歴史や世界遺産や景観のことを、よくご存知でした。
「マルタ島へ行かれたことがあるんですか?」
「いえ、一度も行ったことはないんですけど、歴史的背景を勉強しているんです。ヨーロッパのいろんな国が絡み合っていますので、ひとつの国を見ているのではなく、全体を知っていないといけないんです。」

「へ~~ぇ、すごいですね~。」
「ええ、ず~っとお好み焼いているわけにもいかないので、いずれ、本でも書こうかと思っているんです。」
「わぁ、ほんとに~??そこまで考えておられるんですね。ビックリしました。」
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今回も急遽8名で行きましたが、快く迎えてくださいました。席が空くまで少し待っている間に、注文をとって焼き始めてくださり、席に着いたら、自家製アボガド豆腐がすぐに出てきました。いつも、手際のよさに感心します。
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「いっぱい焼いていて、中身が見えないのに、間違わずに、ようわかりますね~?!」
「それは分かりますよ。多い時は一気に20枚は焼きます。」
「端のほうに置いたのまで、よく目が行き届きますね~?」
「ええ、お好みの焼きのほうから、『やばいで~!!もう、できてるで~!!』と声が聞こえるんです。」
「えっ、すごい!!焼き上がりの声が聞こえるって、さすがに職人さんですね~。」
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「難波ねぎって、甘くて美味しいけれど、いつの時期が一番いいのですか?」
「柔らかくて甘いというのは、やっぱり秋ですね~。冬になると、温度が下がって、成長が遅くなるので、外側がちょっと硬くなるんですよ。」
「へ~~ぇ、じゃあ、今が一番美味しい時期ということですね。」
「ええ、そうですよ。鴨と難波ねぎを炊いたら、美味しいですよ。鴨と難波ねぎを一緒に炊いたから、『鴨なんばん』というようになったんですよ。」
「へぇ~~!!“なんばん”は難波ねぎのことだったんですね。鴨は九条ねぎと合わせるものだと思ってました。」
「もとは難波ねぎなんですよ。九条ねぎは難波ねぎの親戚みたいなものです。」
「へ~~ぇ、すごいお詳しいですね~。」感心感心・・・
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さすがに博識の店長さん。いつも感心します。話を聴いているだけも楽しいのですが、今日は、9月に発売になったばかりのお好み焼き専用ワイン「オコ・ワイン」をいただきました。原産はスペインです。スペインにオムレツはあるけど、お好み焼きあったっけ???(笑)
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肝心のねぎ焼きは、「ふわとろ~っ」です。しあわせ~~!!スタッフ達も大喜びの大満足。
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家ではなかなか出せない味です。やっぱり、鮮度も具材も厳選されていますね。日曜日は、開店前から並んでいるそうです。お持ち帰りしたいのなら、電話を入れておくと焼き上がりの時間を教えていただけるそうです。ウチは近いから、ありがたいですね。

難波ねぎ 地元の味覚 ふわふわ福

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