浩子の部屋

船場の着物屋さん

船場センタービルの「三益」さんとは、かれこれ、もう40年前からの付き合いになります。私が、大学卒業してすぐの頃、嫁入り支度として、着物はとても重要な時代でした。訪問着や留袖、色無地、喪服は最低限必要とされていた頃です。お見合いで結婚するためには、お茶やお花の嗜みはもちろんのこと、財産分けとしての嫁入り道具を持っていくことが大切なことでした。婚礼家具とともに重要視されていたのが、中身の着物でした。
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