浩子の部屋

1年生の国語の教科書

1年生のコウキ君には、国語の教科書を大きな声でしっかりと読む「音読」という宿題が出ます。ママやパパが聴いてあげられない時は、私が代わりに聴くことがあります。日曜日の音読の宿題が、たまたま「歯がぬけたら どうするの」という題名の文章でした。奇遇というか、偶然というか、国語で歯に関した「音読」に出くわすとは?!

まず、「日本では乳歯が抜けたらどうするの?」から始まり、いろんな国での対応の仕方が書いてありました。歯科関係者の私達ですら知らない内容です。韓国・中国・イギリス・メキシコ・レバノン・ボツワナ・リビアと珍しい国々の歯に対する習慣が垣間見え、音読しているコウキ君より、必死に内容を追っている自分がいました。

日本では、上の歯が抜けると「縁の下」に、下の歯が抜けると屋根の上に、抜けた歯を投げることがあります。投げた向きに、丈夫な大人の歯が生えてほしいと願うからです。
これは、私が小さな頃の時代にしていた習慣です。父が私の歯を、屋根の上に投げてくれたことをはっきり覚えています。

以下は教科書に書いてあるとおり・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<韓国>
わたしは、やねに歯をほうりなげて いうの。
「からす、からす。ふるい歯をあげるから、あたらしい歯をもってこい。」

<中国>
上の歯は、ベッドやふとんの下において、下の歯は、やねにのせるんだ。そうすると、あたらしい歯が 早く生えてくると、おとうさんやおかあさんが おしえてくれたんだよ。

<イギリス>
ねるまえに、まくらの下に、ぬけた歯をおくんだ。よなかに、歯のようせいがくるからね。

<メキシコ>
ねるまえに、ぬけた歯をはこに入れて、ベッドのわきのテーブルにおいておく。エル・ラトンが歯をもっていって、かわりにお金をおいていってくれるようにね。
エル・ラトンって、まほうのくにのねずみだよ。まえ歯がぬけると、ほかの歯のときよりも、たくさんお金をくれるんだ。

<レバノン>
うみか のはらに、ぬけた歯をなげてから、こういうんだよ。
「お日さま、お日さま。ねずみの歯をあげるから、金の歯をくださいな。」

<ボツワナ>
ぬけた歯をやねの上になげて、
「お月さま、お月さま。あたらしい歯をくださあい。」というの。

<リビア>
ぬけた歯をお日さまにむかって ほうり上げて、
「あたらしい歯をもってきて。」といいます。
「おまえは、お日さまから歯をもらっているから、
いつも お日さまみたいに にこにこわらっているんだね。」
と、おとうさんはいってくれます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
どの国でも、自然のものに対する「崇拝」と「畏敬」の念を感じます。それぞれの土地での、より良く生きていくための生活習慣が垣間見えるようです。居場所によって、ほんの小さなことでも、似ているようでちょっと違うんですね。でも、その中に、愛するわが子の健やかな成長を願う親心・・・これは、世界共通ですね。

孫の本  ひろがる世界  マイブーム

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright©2024. Egami Hiroko All rights Reserved.