浩子の部屋

もったいないバッチ

今日、受付をしている時に、20代の男性の方の背広の襟に、不思議なバッチが付いていました。私は、そう思うや否や、
「そのバッチは、何ですか?」
と、尋ねてしまっていました。
「あっ、これ?『もったいないバッチ』です。よく、訊かれるんです。」
「ちょっと、写真撮らせてもらっていいですか?」
null


その青年の方は、営業で慣れておられるって感じで、すっと何の躊躇いもなく、素直に応じてくださいました。待合室で、厚かましくも撮らせていただきました。
「どうして、このバッチなんですか?会社の方針ですか?」
「ぼくの会社は、ソフトの会社ですが、何故かまわってきているんです。」
「へぇ〜、製造業じゃないんですか?社長さんが、そういう方針なんですか?」
「そうみたいです。よく、写真撮らせてくれって、皆さんに言われますよ。」
もったいない精神・・・いいことですね。
何でも使い捨てする時代は、「エコ」に反しており、早く終わってほしいものですね。
それにしても、あの若い美男子の青年がしているからこそ、もったいないバッチも映えるのですね。意外な取り合わせみたいで・・・インパクトがあるんですね。
私が付けていても、「がんばってますね」で、終わってしまいそうですが・・・(笑)。
ところで・・・
先日から、診療所のパソコン用プリンターが2台とも調子が悪く、ついに1台完璧につぶれてしまいました。それで、修理しても高くつくので、今日は「ヨドバシカメラ」に、プリンター2台買いに行きました。(なんや、それも使い捨てちゃうん??)
行ってみると、今まで使っているのと同じキャノン製で探したのですが、なんとインクが全部変わっているではありませんか?!
今までのインクのストックがたくさんあるので、それが使用できると思っていました。
以前よりインクの色数は減ったのですが、以前のものとは全く内容が違うので、使いまわしすることができないようです・・・ムムム。
器械は、使用頻度によって、摩耗したりして弱ってくるのは理解できますが、インクが使えないというのには、納得ができません。もともとプリンター本体は低コストで、インクが高く、会社はインクの売上で儲けると聞いています。
それで・・・全部変えてしまったん??
会社側は、「売れる」「儲ける」仕組みをつくることばかり考えている。これほど世間で「エコ」が叫ばれているのに、これでは、ほんとに使い捨てするしかないんです。
新しいインクじゃないと使えないんですから・・・
「わぁ〜〜、もったいない!!」
製造業でない会社の方が、バッチをつけて頑張っておられるのに、当の製造業は、全く逆行していますよね。不満を持っているのは、私だけでしょうか?
ただ、救いは、自宅のプリンターは以前のインクが使えるので、このプリンターがつぶれない限りは、なんとかなるというところです。
インクの「エコ」を考えてください。そして、器械を複雑化せず、シンプルにして、修理して使えるようにしていただきたい。プリンターもインクのヘッドと吸い込みのローラーを新品と交換すれば、使えるはずなんですから。
修理の代金が新品と同じでは、だれも修理しませんもの。
私も、廃棄となる運命の、愛着あるプリンターに申し訳ない気持ちです。
そして、私も「使い捨て」を先頭に立ってしている「ひとり」になってしまいます。
自動車のように、下取りして、海外で活躍することはできないのでしょうか?
キャノンさん、もっと「エコ」活動をお願いします。
日常、もっと「もったいない」ことが・・・
それは、ダイエットです。「グルメ」をして、栄養をたくさん身につけて、そしてお金を払ってスリム化しようという最高の贅沢。
したいと思ってしている訳ではないと言われるのですが、美味しいものへの誘惑に負けてしまって・・・結果・・・という方がほとんどでしょう。
痩せたいなら、ほんとは食べなければいい。世の中には、餓えて死んでいく人がいっぱいいるんです。せめて、食物を前にしたら、「ああ、もったいない。ありがたや、ありがたや。」という気持ちで、食べてくださいね。
それが、「エコ」への第一歩です。
そうそう、言葉を呪文のように繰り返して覚えようとしている2歳の孫に、
「あっ、それ、もったいな〜い、あっ、もったいな〜い♪」
と言ったら、不思議そうに目をクリクリっとして、
「ぼちぼち、いとたぁ〜(行こか)!!」・・・??? なんでやねん!(笑)
<追伸>
今日は、娘と婿ちゃんの誕生日です。
坂井家からお祝いのお花が届きました♪
いつも温かいお気持ちに、「あ〜〜もったいない」(感謝)!!
null

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright©2024. Egami Hiroko All rights Reserved.