浩子の部屋

飛行機ドック

「ずいぶん、久しぶりですねェ。先日、ご両親も来ていただいてたんですよ。」
長年、ご家族で来ていただいている患者様。飛行機の整備をされています。
治療が一番最後の患者様だったので、ゆっくりお話しすることが出来ました。
「最近、関空発の飛行機が減りましたよねェ〜」
と、お尋ねすると、
「僕は今、関空じゃなくて、伊丹空港にいるんです。」
人間ドックではなく、飛行機ドックのような仕事をされているということでした。


「機体を全部バラバラに分解して、各パーツに分け、改装工事のような仕事です。今はビジネス席を増やして、集客する方向性です。他社がそれで、成功しているもんですから。
前方のエコノミー席5列分(35席)を取り除いて、ビジネス席2列(8席)をいれます。ビジネス席のお客様は、仕事の関係等で、確実に利用される方が多いからのようです。
それから、最近は座席の背中の部分のシートを全部張り替えたりもしています。座席の色をうす色にしたため、通路側のシートの肩の部分が皆さんが手で触るので、とても汚れが目立つんです。
さらに、翼についているエンジンも、新しい機種が出来て性能もいいので、もともと4つあるものを新機種2つにして、整備等のメンテナンス料の削減を図ったりしています。」等々。
我々の知らないところで、いろんな作業をされているんですねェ。
でも、楽しそうにいきいきとお話しされているので、きっとこの仕事が大好きなんだろうなあと思います。
飛行機の利用客である私達は「乗る」ことだけを考えており、整備のことやその裏側のことなど、知る由もありません。
こうして、実際のお仕事の生の声を聞かせていただけることは、知識が増えるだけではなく、いろんな方のおかげで支えられて生活しているんだということを、あらためて認識させられます。
「安心・安全」を当たり前のようにして、利用している私達。
海外のことは「いざ、知らず」ですが、日本の中ではいろいろな緻密な作業がおこなわれているんですね。こういう真面目で、まっすぐで技術の確かな方たちが今の日本を支えて下さっていることを、とても嬉しくありがたく思います。
私達歯科でも、患者様は「口を開けている」だけですが、常に「安心・安全」を提供し、日々、時代の流れを感じながら、新しい技術やサービスの向上につとめなければ・・・と思いました。
機械好きな主人(院長)も、一緒にお話を聞いていたのですが、とても楽しそうでした。
きょうは、「男の人の仕事!!」という感じを受けました。
(機械オンチの私・・・(^ ^;)

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