浩子の部屋

今年も浴衣の季節

いつも、七夕祭りには、孫達が浴衣か甚平を着て保育園に行きます。早めに確保して、縫い上げをして、着られるようにしておかないと・・・と、6月初めに、6人分の浴衣を購入していました。様々な仕事が一段落したので、着丈や袖丈を、それぞれの身長に合わせて、縫い上げました。

女の子は、ちょっと袖丈長めで、カラフルな感じです。それぞれの子に似合うようにイメージして選びました。帯も浴衣の色に合わせています。縫い上げは、もともとある程度の身長に合わせて仕立ててある既製品なので、ほんの少し調整するくらいで、簡単に出来上がりました。ココエちゃんは、キティちゃんまがいの模様が大のお気に入りです。

男の子は、模様が違うといっても、あんまり変化のない模様です。帯の色が爽やかな感じで、「涼」を呼ぶ色彩です。まあ、買う時はあまり楽しくはないですが、これを着てくれると、普段と違って、日本男児の可愛さが引き出され、にんまりとしてしまいます。

日本の「夏」って、いいですね。「夏祭り=花火=浴衣姿」の図式ができあがっています。最近でこそ、若者が、日本文化の良さを発見したり経験したり、積極的に伝統を取り入れたりすることが盛んになってきています。この島国で培われてきた伝統文化には、いいものがいっぱい詰まっていると思います。日本人に生まれてよかった~~!!

実家の先祖が呉服商であったせいか、私は、やっぱり着物が大好きです。日本女性が最高に輝く、日本女性のためのお召し物。着物を広げて観ているだけでも、絵画を観るように、芸術的な美しさにうっとりしてしまいます。女に生まれてよかったと思う瞬間です。女の子の孫を見ていても、幼い頃から美しいものを好むように、遺伝子に組み込まれているのだと感じます。

ハワイのアロハシャツのように、色とりどりの浴衣の乱舞が見られる「夏祭り」はもうすぐですね。花火と浴衣の競演を、今年も楽しみにしています。

帯締める はしゃぐ孫の背 夢花火

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