浩子の部屋

そら豆の炊き方

今年もまた、主人の実家隣りにある食料品店から、たくさんのお野菜が送られてきました。毎年、このシーズンになると決まって送ってくださいます。「河内豆所(かわちまめどこ)」と言って、大阪府の南河内地方は、豆がたくさん栽培され、美味しいと評判の産地です。そら豆(河内一寸豆)、えんどう豆、それにナスやキュウリやトマトが入っていました。

えんどう豆は、えんどうご飯が美味しいですが、そら豆は剥いて、砂糖と醤油でさっと炊いて、青臭さを堪能します。診療所で、豆の話をしていて、
「そら豆は、“砂糖喰い”やから、砂糖たっぷり入れんとね。」
と話したら、スタッフの米山さんが、
「えっ、砂糖入れて炊くんですか?塩ゆででしか食べたことないから、奥さん、是非炊いて、味見させてください。」

ということで、たくさんのそら豆の皮を剥き、黒くなっている「おへそ」みたいなところを取り除き、下ごしらえ完了です。

<炊き方>
①剥いたそら豆全体の3分の2くらいが浸るくらいの水に、少量のダシの素を入れます(薄い目のダシ汁です)。そこに豆全量を入れます。
②そら豆の量の約半分くらいの砂糖(今回は、大さじ山盛り4杯)を入れ、沸騰したらアクを綺麗にすくい取ります。

③薄口しょうゆを大さじすり切れ3杯くらい入れます。

④中火にして、蓋をせずに、混ぜながら一気に汁が煮詰まるまで5~7分炊きます。
 (豆の鮮度により、炊く時間は変わってきます。)

この方法ですと、あっという間にでき、そら豆の青さもそのままに残ります。炊きたては、中まで味が浸み込んでいませんが、器に盛ってから少しかき混ぜながら冷ましていただくと、ほど良い甘さと醤油味が効いて、美味しく召し上がっていただけます。

主婦をしている米山さんにも志岐さんにも、大変好評でした。
美味しい豆をより美味しくして、たくさんいただきましょうね♪
いろいろ他にもレシピがあると思いますが、これが一番シンプルで、飽きません。
ウチでは、お酒の摘みにも食べていますよ~。

そら豆や 一寸の工夫で そら美味い

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