浩子の部屋

草むしり

梅雨の晴れ間とはいかないですが、雨休みの今日、千里の自宅に行ってきました。長い間、庭は放りっぱなしだったので、見事な「草生え」です。見て見ぬふり?をしようかと思っていましたが、これだけ生え揃っていると、草引きをしないと帰れない状態です。虫よけスプレーとウナコーワは、もちろん持参してきています。
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私は、知人の結婚式に出席するための、単衣の色留袖の準備から始めました。襦袢は、絽の薄物、草履・バッグは夏らしい銀色、帯上げ・帯締め・かけ襟は結婚式なので白。単衣の着物は、随分前に、友禅作家に依頼して、水面に浮かぶ花々を散りばめて描いていただきました。下絵の段階で、色指定をしましたが、少し思っていた出来とは違っていました。作家さんと微妙に感性が違うのでしょうね。でも、全体的にバランスが取れた落ち着いた配色であり、正式なところに着て行くのには、ピッタリだと思います。(自己満足)
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その間、主人は大きな草を刈り取ってくれていました。それでもまだまだ草達は果てしなく・・・意気揚々?と成長をしています。
「どんなにも〜♪どんなにも〜♪あなたが生え〜〜ている〜から〜♪」
と、頭の中で鼻歌を歌いながら・・・軍手をした手で、一本ずつ、根こそぎ、「ヨイショ、ヨイショッ」と、頑張ります。時折、蚊がプ〜ンと近づいてくる羽音を聞きながら、蚊取り線香を近くに置きながら、じとじと出てくる汗をぬぐいながら、何も考えずにひたすら引っこ抜きます。
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住んでいないということは、主の見張りがないので、草達は自由奔放に育つのですね。自然と、伸びたいように、伸びたいだけ、伸びたい方向に成長する。人間ものびのびとして自然に逆らわずに生きていけたらいい。孫達の成長も同じかなあ。かまい過ぎずに、「自然体」で育てる。自分の持っている素材を充分に活かして、素直に成長していってほしい。
草むしりには・・・
? 何もかも忘れて一心不乱に集中してできる・・・「無我」の境地
? 自分と大地が一体化していく・・・地球との「共鳴」
? 汗を流して肉体を使いながらストレスという異電流を解き放つ・・・「アース」
という効能効果があると思います。
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庭もキレイになって、心身もアースして、「ア〜〜〜スっきりした!!」

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