浩子の部屋

ここはホテル??

日曜日の夜、池田市の友人のお宅に伺いました。
孫のベビーベッドが不要になったので、処分したいと思っていたところ、M先生の奥さんが、もうすぐ産まれる初孫さんの為に、
「要らないんだったら、是非ください。」
と、言ってくださり、3日前に車で取りに来ていただきました。今回は、そのベッドがどんな所に置いてあるのか見せてもらう為に、行かせてもらいました。
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夕刻に行ってみると、なんと見晴らしのいい高台にあります。急な坂を登って行くので、ほんとにビルの屋上に来たような眺望です。また、3階建てのお家は大きく立派です。
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外観の写真を撮っていたら、3階から声が聞こえてきました。私は手を振って・・・
「せんせぇ〜〜ぃ!!こんにちは。ちょっと早く着いてしまいましたぁ〜。」
「あらっ、2階の玄関まで上がって来てぇ〜。」
言われるままに、大きな赤い扉の玄関前に立ちました。ドアが開かれると・・・ジャーン!!
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想像以上に立派な広い玄関。しかも、豪華な装飾品や調度品がいっぱい。玄関に入ると、外の景色を額縁で切り取ったような感じに見える大きな窓がありました。
「まぁ〜〜、ゴージャス!!すごいですねぇ〜〜!!はぁ〜〜っ。」
と、ため息ものです。まるでリッツカールトンホテルのような感じです。
玄関すぐそばの娘さんの部屋に・・・ありました、ありました、ウチの白いベビーベッド。
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えっ?!こんなに小さかったかしら・・・と思うほど、きっちり納まっています。部屋が広いので、ベッドが可愛く(小さく)見えます。私ん家のマンションの狭い部屋とは大違いです。ベッドさん、ええとこ嫁入りして良かったね♪
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グレイドがあまりに違うので、ただただ、
「はぁ〜〜、ひぃ〜〜、ふ〜〜ぅ、へ〜〜ぇ、ホ〜〜ォ。」
と、感嘆の言葉しか出ません。あとは、
「すごいですねぇ。わぁ〜、きれいやねぇ〜♪」
まるで、お家全体が、ゴージャスなショールームのようになっています。
寝室の大きなウォーターベッドに沈み込む?主人です。(笑)
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広い廊下にも、奥様の手作りオブジェや、旅行先で買ってこられた珍しい品物や飾り物で、ほんとに上品に繊細に、美しくデコレーションしてありました。奥さんの素晴らしいインテリア・コーディネートの感性に驚くばかりです。昨年一緒に行ったキューバの飾り物や置物!!
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海外によく行っておられるので、各地でテーブルやイスをはじめ、額や置物や飾り物を収集されているのですが、それがバラバラな感じではなく、全てが存在感がありながら統一感があって、まとまっていて、家の豪華さをより一層アップさせている感じです。「シンプル・イズ・ベストSimple is best」だと思っていましたが、奥さんのデザイン・センスに脱帽です。(スミマセン・・・私には、もともとセンスが備わっていませんので、脱帽以前の問題があるかも・・・)
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3Fのリビングルーム・ダイニングルームには、大きなテラスがあって、ここからの夜景は最高。180度のネオンの眺望です。梅田方向まですっかり見えます。高いビルの屋上のようなイメージです。そして、お部屋は、ホテル阪急インターナショナルの特別スイートルームみたいです。(なんで知ってんねん?!・・・はい、1度だけ見たことありますので・・・)
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「毎日、こんなに素晴らしいところにいたら、よそへ行けないですね?」
と、奥さんに尋ねたら、
「いくら良くても、ずっとでは飽きてしまうので、絵や飾りものを季節ごとに換えるようにしているんですよ。」
と、おっしゃっていました。
1階に倉庫のようなところがあって、そこにいっぱい詰まっているようです。1階ガレージも広く、つめたら5台は入るらしいです。ウォークイン・シューズ・クローゼットもあり、「ここはお店ですか?」と言いたくなるくらいの靴の数。ほんまに芸能人みたいです。ひょえ〜〜!!
私達庶民にはとてもマネのできない、
テレビに出てくるような超豪邸の世界に、眼も心も酔いしれてしまいました!!
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ここからは、予約していただいていた「音羽山荘」に出かけました。
箕面にあるレトロな外観の料理店兼旅館です。結婚披露宴をされることもあるそうです。お部屋は和風のカウンター形式で、目の前で板前さんが、ひとりで料理を作ってくださいます。
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突き出し、和えもの、茶碗蒸し、そして、大きな絵皿の上に、お刺身がその都度置いていかれます。
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握り寿司も数々のネタをのせては、その皿の上に運ばれてきます。
お客さんの食べるタイミングを見計らって、しかも、おしゃべりにも受け答えしながら・・・。板前さんも、料理のテクニックだけではなく、会話のテクニックも必要なんですね。(感心)
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落ち着いた静かな空間で、舌とお腹を満足させながら、M先生夫妻との語らいは続きます。全ての食事を終えた時、紙のコースターに秘密があることを知りました。
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絵は全部、この板前さんが、丹精込めて描かれたものだそうです。料理と会話だけではなく、絵心もあるんですねぇ。なんでも器用で多才でないとできない仕事なんですねぇ。すばらしいです。
(ふゎぁ〜〜!!)
すべての五感と心と腹を満足して、もう「至福の時」とは、このことを云うのですね。
帰りは、阪急箕面駅まで送ってもらい、ここから電車です。
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楽しい楽しい映画の中のような世界を垣間見せていただきました。もう、うっとり〜〜、放心状態かつ飽和状態。
M先生夫妻のお人柄と、充実した人生観や幸福感にどっぷり浸りました。
それにつけても、我が家の現実は・・・
装飾というより・・・「雑然と騒然のはざまの狂想曲」
ゴミを積み上げ・・・バケツをひっくり返し・・・???
ホテルというより・・・ ホッテル(ほったら)かし(笑)

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