浩子の部屋

極寒&極旨in石巻

仙台に向かう飛行機の中のアナウンスが流れます。
「あと、20分程度で予定通りに到着します。仙台の気温は、現在マイナス5度・・・」
マイナス5℃?どんなに寒いの???そういえば、往きの搭乗の際に、
「仙台空港の状況により、伊丹にそのまま引き返すこともありますので、ご了承ください。」
と、アナウンスされていました。とにかく、無事、予定通りに着いて欲しいと願うばかりです。
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仙台空港に到着すると、石巻のご両親が迎えに来てくださっていました。空港は、凄い雪。朝から吹雪いて、あっという間に積もったそうです。氷点下なので、ジャリジャリと凍っています。写真撮っている場合じゃないぞ〜・・・みたいな感じで、そそくさと車に乗せてもらいました。ここからは、路面が凍結しているため、そろ〜りそろりのゆっくり安全運転。約1時間30分かっかって石巻市に到着しました。
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途中の道路沿いに表示されていた気温は、なんとマイナス7℃!!
すごい〜〜〜ぃ。
北海道の札幌市雪まつりに行った時ですら、マイナス5℃だったのですから、それを上回る強烈な寒さです。また、よりによってこんな時に来なくてもいいのに・・・という感じです。石巻市でも、雪が積もるのは珍しく、年に1〜2度あるかないかの寒さ。運転してくださったお義父さん、大変な日に、ほんとにありがとうございました。
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ここからは、小料理屋の「ふなや」に連れて行ってもらいました。おかみさんにも、顔なじみになりましたね。付きだしは、寒ブリの大根煮とネギトロです。これだけでも、ウチの晩御飯のおかずだったら、もう充分な量です。
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そこへ、トロ・イカ・赤貝・アワビ・アジ・ブリのお刺身。
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それに、大きなナマコの薄切り。もう、絶品です。お刺身はいままでに何回も美味しいものをいただいていたのですが、このナマコは、ほんとに久しぶりに鮮度のいい、味のいいものに出会った・・・って、気がしました。
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「キクのてんぷらが、美味しいですよ。」
「キクのてんぷら?それ、何ですか?」
石巻で寒い時期に獲れる大きなタラの精巣のこと。てんぷらにすると菊の花のように、ぱっと開いて見えるから、キクと名付けられたのでしょうか?
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キクの刺身もポン酢でいただきました。トロトロっとしてクリーミーで、口の中で「ふぉわっ」と消えて無くなる感じです。
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生臭みは、まったくありません。いつも、いいものを仕入れておられますね。大阪では、どんなにいいお料理屋さんでも、この鮮度と味はないでしょうね。
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もう、満腹のところに・・・出てきましたぁ〜〜!!
焼きアナゴの棒寿司。大きくて見事です。こんなに大きな棒寿司は見たことがありません。いくら美味しくても、もう、食べきれません。お腹も限界に近い状態です。寒さもしばし忘れての、幸せな時間です。
娘の自宅に帰ってからは、お風呂の給湯器のスイッチを入れても、お湯が少ししか出てこないという・・・おかしな事態。これって、寒波のせい??お湯はりができないので、給湯のスイッチを何回も点けたり消したりしながら、やっとのことで熱い湯になったようです。気温もマイナスになると、思ってもみないことがいっぱいおこります。
孫と一緒に入るお風呂。なんか落ち着きますねぇ。身も心も温まる気がします。リナちゃんのほっぺのように、ほわほわのぷくぷくの歓迎を受け、旅の疲れもあって、あっという間に眠くなってきました。
石巻の冷たくて美味しい水をたっぷりといただいて、ぐっすりと眠れそうです。大阪と違って、しずかやなぁ〜♪
流れる空気も、時間も、しっとりとして・・・(zzz)

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