浩子の部屋

七夕祭りの日

「ばあば!!じいじ~!!」
朝8時過ぎ、いつもどおり、孫達がやってきました~!!
「あっ、ゆかた着てきたん?今日は『たなばたさん』やね~。帯むすんだげよ~か。」
ママに浴衣を着せてきてもらったんだけど、襟合わせが逆さまになっていました。すぐに着替えさせて、帯も結びました。

コウキ兄ちゃんは、浴衣ではなく甚平です。着物屋さんで、セイトとお揃いのハローキティの浴衣を買ってきたのに、
「ゆかた、いやや~!!ジンベがいい!!」
との一言。仕方なく、コウキの注文どおり、青色の甚平に交換してもらいに行きました。

それぞれが満足して着てくれるのが何よりです。浴衣の着丈・袖丈の「上げ」は、夜な夜な仕事。簡単ですが、ピッタリと合わせてあげないと、着にくいものです。着せてみると、やっぱりほんとに可愛いです。服と違って、日本の伝統美への懐かしみや憧れみたいなものが出てくる感じです。

キンダーキッズ(保育園)で、どんな催しがあるのかは全く知りませんが、全員が浴衣か甚平を着てこないといけないそうです。英語のスクールなのに、ここでも日本の良い伝統を受け継いでくださっているのには、感心します。日本に住むからには、日本古来の良さも一緒に味わう「行事」や「祭り」はいいものですね。

世間一般では、着物を着る機会は年々減ってきていますが、せめて、浴衣くらいは気楽に着て楽しまないといけませんね。日本の古き時代に思いを馳せて、その伝統の流れの中にある「今」をしっかりと見据えて、生きていきましょう。

☆ たなばたは  星に願いて  明日を見ゆ ☆

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright©2024. Egami Hiroko All rights Reserved.