浩子の部屋

コウキの七五三詣り

今日は、コウキの三歳の「七五三詣り」です。
三歳は「髪置の祝」で、男女児ともにお祝いするのが本来です。近年では、男児は5歳の「袴着の祝」があるので、3歳を省略する傾向にあります。
「髪置の祝」は、熨斗と水引をかけた綿の「白髪」を被せてもらう儀式。若児が、白髪になるまでと、健康と長寿を願って祝います。
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9月初めにリナちゃんのお宮詣りについて行ったコウキが、一緒に着物を着てお参りに行きたいと言い出したことから、これは着物を着たいのだと思い、すぐに三益(着物屋)さんに頼んで手配しました。3歳児用の被布の着物は、一般的には売れないので既成のものが無く、貸衣装屋さんに卸す品物を見つけてもらいました。
1ヶ月前に、コウキと一緒に着物屋さんまで、それを見に出かけました。着せてみると、誂えたようにピッタリ!!やっぱり3歳用なんですね。こんなに良く似合うとは思ってもみませんでした。自分の着物が出来て、本人はかなりご満悦です。着物屋さんの帰りには、喫茶券を戴いて、ミックスジュースとプリンを食べて・・・さらに満足満願♪
今日は、ママもバアバもみんなが着物を着ます。コウキも喜んで着てくれました。
「足袋もおんなじやねぇ〜♪かわいいいねぇ〜。」
草履も履きにくいのに、パタパタと音をたてながら、上手に歩いて行きます。でも、神社までは長い道のり。履きなれたサンダルで行って、神社で履き替えることにしました。かわいい袋には、草履が入っています。(ふふふ)
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富島神社では、宮司さんと巫女さんが待っていてくださいました。予約時間きっちりにご祈祷してくださいます。今日の主役は、コウキです。
「コウちゃん、真中に座ってぇ。今日は、コウちゃんのお祝いだからね。」
きちんとお座りして、お参りできます。宮司さんが、
「はい、前へどうぞ来てください。」
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と、言われたら、コウキがさっと立って、一人で神前に向かいます。宮司さんも、
「何をするのか、もう、良く分かっておられるんですね。」
と、感心されていました。
神様にお参りをする。そして、今日は僕が主役!!・・・ということを、しっかり理解できているようです。
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ご祈祷が終わると、宮司さんからは七五三の千歳飴と風車などのオモチャを拝受しました。
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風船までいただいて、両手に満載、会心の微笑み。
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ここからは、いつもならば、西区の工藤写真館へ直行するのですが、予定の時間より早いので、大阪天満宮に物見遊山。やはり、七五三詣りのお子様でいっぱいです。団体でご祈祷してもらうようで、一気に10組位が、神殿から降りて来られていました。
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女児の晴れ着は、一段と鮮やかでかわいいですね。双子ちゃんはお揃いの着物!!
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写真館では、家族写真を何シーンも撮っていただきます。セイトも一人前に着物を着せてもらっています。思い出になるワンシーンが撮れるといいですね。
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家族・親族みんながこうして集まって祝えることの幸せを今一度噛みしめています。みんなが元気でいるからこその写真。孫達の一人一人を大切に思う心を、形に表し、残していくことの大切さを、あらためて感じます。
「やっぱり、着物はいいですねェ〜!!なんかきちんとした家庭という感じがします。」お婿ちゃんの感想です。子供を通して、日本人としての喜びも感じるのですね。盛装することで、一時的に身も心も引き締まる・・・この感覚がいいんですね。
お昼の祝膳は、大阪市中央卸売市場業務監理棟の16階にある「たちばな」という寿司レストランに行きました。全国からやって来た冷凍用トラック車がいっぱい止まっていて、ホンマにこんな所にお寿司屋さんがあるの?・・・というような感じの卸売市場のビルです。
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見晴らしがよく、大阪ドームがすぐそばに見えます。
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安治川とビルの対比も素晴らしい眺めです。
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お寿司もネタが大きく、握りたての穴子の棒寿司は絶品でした。
「お天気でよかったね!!」
という一言には、家族みんなの様々な思いが、そして愛情が含まれています。
来年は、リュウの髪置の祝です。そして、2年後は、5歳と3歳を同時にお祝します。
ひょっとしたら、もう一人増員されているかもしれませんね。
また、「てんやわんや」しそうです。(苦笑)

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