浩子の部屋

初秋の宮参り

好天に恵まれ・・・というより残暑厳しい大阪。
4番目の孫の初宮参りです。9月に入ると本来は一重の着物なんですが、大阪のこの暑さでは・・・9月の中頃まで、夏用の着物を着ています。
石巻のお母さんは、東北の気候が涼しい(20℃くらい)ので、夏物では寒いんではないかと心配されていたのですが、今日は最高気温が34℃での真夏日。日差しも強く、汗ばむ1日でした。
null


いつも通りに、前日に着物の準備を整えて美容室に運んでおき、朝の9時より髪のセットと着付。段取りよく進みます。今回は坂井家の行事であるのに、1番上の孫(江上家)が、私達がきれいな着物を着て出かけるのを見て、
「とーちも、いち(行き)たい!」
と、言い出しました。言い聞かせても聞かないので・・・白いシャツとズボンをはかせて、結局、連れて行くことになりました。
null
11時より、富島神社にてご祈祷していただきます。宮司さんも、ちゃんと準備を整えて、待っていてくださいました。
祝詞が始まりました。いつも「しぃ〜〜ん」とした心あらたまる思いがします。
null
巫女さんが笙(しょう)を奏でてくださる中、礼拝します。決まり事ではありますが、こうして盛装して、きちんと神様にご挨拶させていただけるというのは、ほんとに気持もいいし、何にもまして「ありがたい」気分になります。
null
世間でいうと、形式だけに見えるかもしれませんが、いろんな大変なことをしっかり儀式として務めることは、自分達にとって、ひとつの良い節目として迎え入れることが出来るということです。天皇家も、未だに平安時代からの儀式を受け継いで、伝統の重みを世に伝えてくださいます。日本の国は、「日の元つ国」、「太陽の国」という説もあります。何千年の歴史のもとに培われてきた、日本古来の作法や心得の一端でも持ち合わせるということが、次世代に一番受け継がれるべき事柄ではないかと思います。
2人のお兄ちゃん達は、おかげさまで、行儀よく(?)祝詞を聴き、座っていてくれました。初宮参りの孫も、一声も泣かずに、ほんとにお利口にしていてくれました。実は、この女の児には、お参りする前から、次のように話をしておきました。
「今日は、あなたが初めて神様に出会う日ですよ。あなたが主役なんだから、ちゃんとお参りしましょうね。きちんとできますよね!!」と。
わかっているのか、わからないのか・・・という状態ですが、私には、「あっ、あ〜」と言って返事をくれるのが分かります。とっても、ものわかりのいい児のようです。(ばばバカ・・・ちゃんりんです。アハハ)
お参りが終わったあとに、宮司さんからのお話。
「今日は、みたまのふゆを私なりにしっかりと神様にお願い申し上げました。」
えっ?!みたまのふゆ???
「恩頼」と書いて「みたまのふゆ」と読むそうです。
神様からの最高のプレゼントという意味で、ここにこうして命を与えられた児に、力強く生きていってくださるようにと願いを込めました。」
と、仰っていただきました。
null
ほんとにありがたく思います。親族一同が、しかも小さい孫達までもが、この1つの行事に参加することで、「生きていく上で、何か大切なことである」と、感じてくれたに違いありません。そして、私達自身も1つの思い出とすることができますし、孫達にとっても、小さいなりに人生の1つの大きな出来事になっていくことでしょう!!
ひとつの命がこの世に生まれてきたことを、心底の感謝の気持ちで見守っていきたい・・・と、親族みんなが心ひとつにできる行事でありました。
null
あと数日で、石巻に転居してしまう孫達。まだ、実感が湧かないというか、湧かないようにしている自分があります。坂井家の2人の孫が、この中津の神社でお参りしてくれたことは、何か大きな意味があるように思えてなりません。未だ、その意味が何だか、私には知る由もありませんが・・・。
これから先、孫達の成長を見守っていく中で、きっと答えが見つかることでしょう。
null
すくすくと、のびのびと、はれやかに育ってもらいたい!!
今願うのは、ただそれだけ・・・
可愛い寝顔も、もうあと幾日・・・(スヤスヤスヤ・・・)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright©2024. Egami Hiroko All rights Reserved.