浩子の部屋

整形外科受診

左足小指の打撲から3日目。左足先が、全体的に腫れてきたので、やはり整形外科を受診したほうがよいと判断。早速に早朝、済生会中津病院に診察を受けに行きました。2Fの総合受付で、初診カウンターに行ったら、すでに先日の救急外来で受付ができているので、再診のカウンターに行くように指示され、再診の自動受付の器械にカードを通して、やっと受付完了。
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めったに病院に来ない人間にとっては、このシステムすら分からない状態です。かなり年配の方々でも、スイスイと行っておられるのに・・・。今日、この病院に来る時も、普段なら3分で行ける道のりを、ビッコひきながら、15分もかかって歩いてきました。ほんまに80歳のおばあさんになったような気分。「年を取る」ということの肉体の大変さを少し垣間見た気がします。
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足のケガをした翌日の土曜日には、午前の仕事は何とかこなし、そのままコーポ中津管理組合の会議に出席。4時に昼ごはんを食べ、ピアノの稽古に行きました。足小指のケガなので、ピアノには関係ないようなのですが、弾く時にいつもと集中力が違います。ちょっとちぐはぐ・・・な感じです。いくら座っているとはいえ、やはり両足で体全体のバランスを取り、ピアノを弾く両手を支えていたんだ・・・また、人間というのは、ほんとに末端の些細なケガでも、バランスを失うんだ・・・ということが、よく分かりました。
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さて、病院の整形外科では、1診から6診までありますが、初診の人は「第3診」か「第4診」に入ることになっているようです。8時55分で、もうすでに20人以上の人が待っておられました。「私は何時呼ばれるのだろうか」と思いながら・・・しまった!!
本でも持ってくれば良かったぁ〜。こんなに待つのを意識していなかった自分に、ちょっと情けない思い・・・
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それから、待つこと1時間15分。やっと第4診の部屋に呼ばれました。若くてソフトな印象の男の先生。
「いつ、打ったの?」
「はい、金曜日の夜に、ベランダのサッシの柱で。」
「わぁ〜、これは痛そうやね。」
この一言は、患者にとっての「殺し文句」。痛いということをわかっていることのアピールですが、この一言があるかないかで、患者の癒される気持ちが全く違う。優しそうな先生だし、この先生なら信頼できそう・・・と、私も思いました。
「救急で、レントゲンは撮ったの?」
「いえ、まだです。」
「じゃあ、レントゲンをまず撮ってきてください。」
というやりとり。ここまで、たったの1分。
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2Fのエックス線診断部受付に行ってみると、待ち時間40分。(わぁ〜〜!!)
とりあえず、コーヒーでも飲んで・・・と、コーヒーショップで一息つく。そして、診療所スタッフのあっこちゃんに電話して、本とカメラを持ってきてもらうように頼みました。
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レントゲン室に呼ばれて入ってみると、大きなベッドみたいなところに座らされました。左足小指を上から撮ろうとされましたが、小指が腫れて曲がってしまっているので、うまく撮影できません。女性の放射線技師の方もしばらく悩まれていたので、
「指の間に綿かなにか挟んだら、どうですか?」
と言ったら、白い不織布みたいなのを持ってこられて、小指を下から持ち上げて伸ばすような感じで撮ろうとされました。これで、うまくいきました。撮影のフィルムはすぐにもらえました。
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すでに11時です。もう一度、整形外科受付にそのレントゲン写真を持っていき、再度診察を待ちます。その間に暇なので、持ってきてもらった昨日からの読みかけの本を開きました。病院に来ていて、読む本の題名は・・・
「病院に行かずに『治す』○○治療」
ええ〜っ、なんやねん、それ!!(えらい、すんまへん)
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11時40分に再診察を受け、骨折はしていないようなので、このまま様子を見ることになりました。風呂上がりなど、温まった場合には、必ずシップを貼って冷やすようにということでした。完治は、10日〜14日程度。今週のバレリーナはあきらめるように・・・(残念)
11時55分に、診察カードを受け取り、清算コーナーに行きました。ここでも15分待ち程度。やっと自分の清算番号が出てきて、清算し終わって帰れます。たったこれだけの診察なのに、トータルでかかった時間は、3時間20分。歯科だったら、10分で終わる診察です。
大病院は、システムが大きすぎて、たらいまわし的で、ほんまに大変ですね。病院にあまり縁のない私にとっては、いろんな意味で勉強になりました。毎日、当院で待っていただいている患者さんの気持ちをくみ取って、いち早く対応し「声かけする」ことの大切さを痛感しました。
ケガの功名といいますが、ほんまに様々なことが経験できてありがたいことです。
ケガをして知る、ごくありふれた日常生活のありがたさ。そして、優しく思いやりの言葉かけをしてくださる人達の心の温かさ。そして、口ではあざけり笑って言うくせに、黙々と洗い物や片付けをしてくれる主人。ほんまにありがたいワァ〜〜♪
病院から帰ってきてからは、昼ごはんを食べたあと、なんか泥沼にはまり込むように、トロトロに眠くなって・・・ぐっすり昼寝してしまいました。病院で疲れたことをしたわけでもないのですが・・・???きっと、足の腫れのところに体のエネルギーを集中して使っているせいなのでしょうね?!
春眠 暁を覚えず・・・ではなく
体の修復 暁を覚えず・・・ZZZ・・・
<追伸>
翌日、主人が私に一言、
「最近、デパート行かへんなあ。そろそろ、右足もケガしてくれたら、デパート行かんですむから、助かるんやけどな。」
なんでやねん!!

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