浩子の部屋

56歳になりました

今朝の朝礼の時に、スタッフの皆さんから、大きな花束をいただきました!!
「わ〜〜ぁ、ありがとう♪♪」
そうです♡・・・わたしの誕生日でした!!
朝からパタパタしていて、すっかり忘れていました。昨日も、娘達夫婦からの誕生日祝いに、バレエのレッスン着をもらったところなのに・・・
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56歳・・・???自分の中では、年をとったというイメージは全くありません。不思議なくらい、50歳から6年も経ったという気がしません。
この間、娘達が歯科医師となり、社会人となって、結婚して、子供を産んで・・・
ほんとに人生の「激動期」ともいうべき時期でした。毎日毎日、目の前のものをこなすことに、追われて過ごしてきたのですが、今思い返せば・・・
「なんとか健康で、無事にここまで来れた」・・・と、ほっとする気持ちです。
人生は、やり直しがききません。だからこそ、失敗しないように・・・と皆さん思っておられるかもしれませんね。穏便に、安穏と平和に過ごしたいというのが普通でしょう。
私も、そう出来たら、ほんとに素晴らしいと思います。
でも、平和なことは最高なのですが、人生は「挑戦」が必要です。新しい試みに向かっていかないと、社会からも周囲からも見放されてしまいます。
失敗してもかまわないから、どうしても「やりたい」「やり遂げたい」「やってみたい」ことにチャレンジした方が、かえって後悔しないと思うのです。
私の場合は、理系的発想なのかもしれません。世の中、計算どおりにいかないのが面白いのです。化学の実験は、「失敗して当たり前」というところから始めます。最初からうまくいったら、実験は必要ありません。こうなればいいな・・・という理想や夢は掲げます。
それも、かけ離れたものではなく、ごく普通の、自分の延長線上にある、頑張ればここまではいけるのではないかと思われる範囲で、夢を見ます。
実験でも、理想は自分で追及して、こうすればこの段階にまで行けるであろうという「想定」をしっかりとして、初めて実験に取り掛かれるのですから。
失敗もある意味、想定の範囲内です。(どこかで聞いたようなセリフ・・・ふふふ)
人生も、「算数」のように計算どおりにはいきませんし、計算どおりでは面白くもありません。人生は「数学」のように、つまずき、つまずきしながら、自分なりの方法で答えを見つけ出すものです。自分の人生には、自分の答えがあります。自分自身が納得して、これでもかこれでもかと頑張って挑戦して、自問自答しながら、前を向いて進んでいく。
自分の心の世界の中に、「しあわせ」があります。
その「しあわせ」に出会えるように、夢を見て、理想を語って、歩んでいただきたい。
私の人生は、56歳にして、やっと半分の夢を叶えました。
(え〜〜っ!!まだ半分なの???という声が聞こえてきますが・・・)
自分でも、こう書いてしまって、びっくり?!
ほんまに、どこまで厚かましい人間やろ・・・と、もう一人の自分の声が聞こえます(笑)。
自分の今までの人生には、充分に満足しています。
「明日、人生に区切りをつけなさい。」と言われても、「はい、そうですか。」とあっさり返事できると思います。
では、何故半分なのか???
それは、自分の「死」が遠くにないと、今の歩みが止まってしまうからです。
マラソンと一緒で、「今折り返し地点です」というのと、「もうすぐ最終ゴール地点です」というのと、気持ちも体の状態も違います。折り返し地点だと、まだまだこの体力を維持する為に、自分の走るぺ−スを守りながら突き進んでいくという感じですよね。
もうすぐ最終ゴールというと、あと少しだから、必死になって、体力の限界まで今ある力をふり絞って頑張ってしまいますが、燃え尽きてしまいます。
今ある力の80%くらいを目安に、パワーを持続していくことが、一番大切なのではないかと思います。そして、パワーを出し惜しみせず、80%のなかで精一杯努力していく。そうすると、「火事場の底力」の余力もあり、どんな事件や災難があっても、乗り越えていけると思います。
「50、60、まだまだヒヨコ。70、80、鼻たれ小僧。90にしてやっと成人。」
という言葉を、聞いたことがあります。
90歳にして「成人」ではなく、「聖人」のはず?ですよね。
では、ウチの孫は・・・せいと「聖人」・・・???
生まれながらにして、この名前ですから、人生の重みを背負っているんですね。(はぁ〜〜)
孫から曾孫の代まで、この体力を維持できるよう、日々研鑽します。
スタッフの皆さんの温かいお祝の気持ちに、心より感謝感謝♡
<追伸>・・・
そして、いつも横で言い争っている?主人と、
晩ご飯を任せてしまっている娘達と、
いつも優しく気遣ってくれるお婿ちゃん達と、
新しい情報や珍しい品物を届けてくれる弟夫婦と、
私の心の支えである実家の母に、
「いつも、私を支えていただき、ほんとにありがとうございま〜す♪」

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