浩子の部屋

製造業の狂想曲?

娘の仲の良い友人夫婦が、泊まりに来られました。
1歳8カ月になる女の子も一緒で、ウチの孫達とワイワイ・バタバタ・ギャーギャー・・・3人も子供が集まると、ひとつの物の取り合いで、小さな社会の狂想曲が始まります。
友人のご実家は、自動車部品等を作っておられる製造会社で、そのお婿さんは、現在、その会社の事務長をされています。


「会社の景気は大丈夫ですか?」
と、尋ねると、
「やっぱり、昨年よりは少し落ちましたが、まだ、まあまあという感じです。」
「そう、よかったですね。今は、製造業は軒並みしんどいそうやし、トヨタも30%減とかいう話もあるものね。」
「ウチの会社は、もともと、普通車や大型車ではなく、軽自動車の部品が多いので、逆によかったんです。つまり、不況のせいで、大型車や普通車が敬遠され、安価な軽自動車の売れ行きが好調だからです。また、昨年より同業の倒産が相次いでいる為、それらの仕事がまわってきたりして、仕事はあまり減っていません。わりと順調にいっているほうです。」
と、おっしゃっていました。
製造業でも、石油が直接原材料のところはまともに直撃を受け、大変だと聞いていますが、様々な形態の製造業がある中で、時代の流れに即応している地道な会社は、多少の収益の波はあっても、常に安定しているのですね。
ミニバブルが崩壊した今、これから年末にかけて、ますます中小企業の狂想曲が激しく奏でられそうです。
日常生活に密着した技術職的な産業や仕事は、いつも必要とされ、需要がなくならないというのが、ありがたいですね。その代わり、小波ばかりで大きなバブルもありませんが、大きな揺れもありません。
歯科の仕事も、ある意味「職人ワザ」です。真面目にきちんとしていれば、仕事も安定して存在します。ただ、人間がすることですから、体力・気力に限界があります。
大きなことはできませんが、日々人を喜ばすことのできる、ほんとにありがたい仕事ですね。
これからも、主人のその「職人ワザ」を最大限に活躍していただけるよう、控え目に(?)サポートに努めたいと思います。(笑)

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