浩子の部屋

インストラクターへの道

さとう式リンパケアをきちんと習得したいという思いで、インストラクター養成講座を受講することにしました。月1回ペースで4回行くことになります。主要都市やいろんな場所で開催されています。私は一番近い新大阪で、月見歯科クリニック院長・佐藤青児先生に習いたいと思い、大阪10期を選択しました。
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インストラクター養成講座・初の講師は、木村友泉先生です。薬剤師の資格を持っておられ、今は、佐藤先生の愛弟子として独立され、各地でセミナーをされています。年齢をお聞きしてビックリです。本当に「美魔女」そのものです。スマートだし、若々しいし、パワフルで疲れ知らずな先生です。
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インストラクター養成講座は、定員12名。すでにインストラクターになられたベテランの方が6名付いて実技指導をしてくださいます。今日は、第1回目なので、全員の自己紹介から始まりました。島根・広島・京都宮津などの遠方から来られている方もいらっしゃいました。私が一番近い・・・たった2駅・・・申し訳ないくらいです。
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お仕事は、整体師、鍼灸師、セラピスト、エステシャン、マッサージ師、フィットネスインストラクター、歯科衛生士、主婦、元警察官・・・と、様々な職業の方が来られています。何故、この講座を受講したいと思ったのかという経緯も聞かせていただきました。いろんな場所から、いろんな職業の方が集まることも、とても面白く、興味深いことです。
(これからの4回を一緒に受講させていただきますので、どうか宜しくお願いいたします。)

さとう式の特徴的な理論は、①筋肉をゆるめる(鍛えない)②体を支持する筋肉は屈筋③身体は腔で構成されている・・・という3点です。今までのマッサージやストレッチや筋肉トレーニングは、一般的には良いと思われていますが、筋肉の本質から見ると間違っています。
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「屈筋」は命を守るときに縮む、「伸筋」は関節を伸ばすときに縮む。つまり、筋肉は縮むしかない。常に「縮む」のであり、伸びることはない。筋肉は、カニ蒲鉾のように繊維が重なって構成されている。それを円筒形に戻していく。骨の周りにある深層筋をゆるめていくようなアプローチをする。「腔」というイメージを持ち、ひたすら“ゆるめる”!!
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マッサージやストレッチのイメージとは違って、揉まない・押さない・引っ張らないが主流です。日頃から、「ゆるゆる、だらだら」とイメージし、言葉もゆるくします。でも、ゆるゆるだらだらは、怠けるのではありません。歯を食いしばって頑張るのではなく、口腔を広げて、そこから胸腔や腹腔を広げていく、身体がきれいな円筒形になるようにイメージしていくことが大切なのです。
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何事も「し過ぎず、しなさ過ぎず」という「中庸」が大切。つまり、ほどほど、大阪弁のぼちぼちという考えです。日本人は何事にも頑張りすぎる方が多いので、もう少し息を抜いて、楽しんで仕事をするようにしましょう。水泳をする時に、水の中で力を入れすぎて頑張ると沈んでしまい、力を抜くと浮いてくる、水に体を預けるという感覚、これが「楽」ということです。余分な力が入らないのです。
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4回の講座受講で、「4ヶ月で、私はこうなりました!!」という目標を作りましょうと言われました。シワやタルミを無くしたい(笑)。アンチエイジングの効果ですね。でも、これは私の思う本質ではありません。付録のようなものです。理論と手技を自分の体に馴染ませ、当院スタッフに指導でき、当院患者さんに施術して楽になっていただきたいというのが理想です。
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肩こり、偏頭痛、腰痛、顎関節症や、自律神経失調症など、今の若い世代の多くの方が抱えている体の不調。何か少しでもお役に立てたら嬉しいですね。日頃から感じていた、受付で見る患者さんの体の歪み・バランスをもっと正確に見極められたらいいなと思っています。
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歯やお口から体全体の健康維持へと繋がっていけるように、歯科医院が健康と幸せの発信基地になれるようにと夢見ています。

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