浩子の部屋

食を考える

健康は食事から」と始まった、ガンの先進医療をされている田中クリニック院長・田中善先生の分子整合栄養医学の講演。佐保会大阪支部・暮らしを考える会の今期講演会です。テーマは①現代医学は本当に病気を治しているか。②食・栄養そして農業の意味をもう一度考えなおしてみましょう。③では、どうすればいいのでしょう。の3つです。

「寿命は延びても、健康寿命は短い」
長寿国と言われ、日本人の平均寿命は年々延びているけれども、ず~~っと健康で長生きという状態ではない。これだけ医学が発達しているのに、病人は増え続ける一方です。特に、悪性新生物(ガン)は、死因のトップです。本当に医学が進歩したのでしょうか?医者は患者を治しているのでしょうか?

高血圧は、本来、遺伝的には3人に1人くらいですが、老人の大半が高血圧のお薬をもらっています。昔は、自分の年に90を足した数字が、最高血圧正常値という認識でした。が、今は、もっと低い140を境に、高血圧症とされています。ということは、私達60代は、昔の正常値の150くらいだと高血圧患者とみなされてしまうという図式です。

たとえば、血圧降下剤は対症療法であって、見た目は血圧が正常値になっていても、根本的に治しているわけではありません。糖尿病患者には、透析を一生し続け、食事を減らせと言うだけです。現在の透析患者数は、全国で33万人もいます。そして、インシュリンは動脈硬化を進展させます。ますます悪くなるばかりです。

どんどん治らなくなって、病気が増えて、身体が悪くなってきている!!

「私たちは食べ物からできている」
日本の農業は毒だらけ・・・昨今は中国などに目を向けられがちですが、日本でも農薬がたくさんかかっており、作物も土壌もかなり汚染されています。石油などから合成された化学物質、つまり、漢方薬以外の薬や農薬は、人間の身体にどんどん蓄積して「毒」となります。
人は、生きたものからしか栄養を摂ることはできない。だから毒を入れないこと事が大切なんです!!

実は、私自身が、有機合成化学を学び、40年前に生物科学研究所で農薬の発がん性の研究に携わっていましたので、このことはよくわかります。自然界には構造上、左巻きのもの(エル体)が多いのですが、複雑な組成の化学物質を合成する時に、右巻きのもの(アール体)も同時にできてしまうのです。この左・右の物質が混在しているので、必要な一方だけを抽出することが非常に困難なのです。工業的に分離するには、できたとしても費用がかかりすぎます。化学薬品には、効果のあるものと毒なるものが混在しているのです。

農薬の残留試験では、一番速やかに体外へ排出される農薬でも、完全に身体から排出されるまでには、ふつうの魚でも2年かかります。ということは、人間だったらどんなに時間がかかる???一生かかっても出ていかない可能性もあります。これは、農薬に限らず、医薬品でも構造が複雑な抗生物質等にも言えることです。

私が、大学に入った時に、分析化学の教授に言われたことがあります。
「君たちは、せっかく化学を選んだのだから、これだけは覚えておきなさい。食べ物は、できるだけきれいに色づけされたものを食べないように。農薬は皮のところに集まるから、りんごの皮は厚く剥きなさい。また、薬は、昔からあって今なお飲まれているものを飲みなさい。新薬は、人体実験が済んでいないのだから、絶対飲まないように。」

これは、今もなお、私の中に格言となっています。時代が変わっても、この基本、原点は変わらないんだと、今回の田中先生のお話を聴きながら思いました。

そして、なお、今もっと怖いことが起こっています。PCB、アスベスト、ダイオキシン、重金属以上に怖いもの・・・それは、原発による放射能汚染です。外部被爆ではなく、食物摂取による内部被爆です。取り込まれた放射性物質は、自分の身体の内部から放射線を出し、自分の遺伝子を損傷させてしまいます。そして、ガン細胞となります。

福島原発の周辺では、子どもの甲状腺がんが増えているようです。これからは、白血病も増えるようです。世間では、セシウムばかりに目がいっていますが、ストロンチウムもかなりの量が放出されています。食物においては、化学の元素周期表の同族元素である、カリウムのかわりにセシウムが、カルシウム・マグネシウムのかわりにストロンチウムが取り込まれます。知らず知らずのうちに、海や山の産物から取り込んでいることになります。

こういう事実をわかっていながら、厚生労働省は公表していません。世間を騒がせる事実は、全て伏せられ、後回しです。チェルノブイリ原発事件の時も、ロシア政府は、黙っていることが一番の得策としたのです。世間がパニックになることが一番恐ろしいのです。何事も悪い結果が何年も経って出てから、隠し通せずに暴露することになるのです。

表面に溢れた情報に目や心を奪われず、物事の裏側・背景をしっかりみて判断してください!!

「パンと牛乳をやめるだけで、症状が良くなる」
皆さんが利用しているコンビニだけでは、若者たちが慢性的栄養不足になっています。遺伝子組み換え食品は、発がん性があります。ほとんどの食べ物には、重金属がいっぱい含まれています。砂糖は麻薬と同じです。「トクホ」(特定保健用食品)は、大手企業と独立行政法人の癒着によるもの、つまり、トクホ認定はお金で買える??

ふわふわ食パンには、ふんわりさせる臭素酸カリウムが入っています。これは、パーマネントに使われているものと同じで、発がん性があります。ソーセージやハムは発色剤の亜硝酸ナトリウム、これも、発がん性があります。40年前に、亜硝酸ナトリウムと農薬のツマサイドの実験で、ある条件下で、発がん性物質のニトロソアミンができることを、私も証明したことがあります。但し、この実験データは、公表されずに水面下に留められました。

味の素(L-グルタミン酸)は、神経の興奮性を高めるので、子供には使ってはいけません。日本Mドナルドのハンバーグには、トランス脂肪酸がいっぱい。Y野屋の牛丼にはホルモン剤がいっぱい、紅しょうがは中国産で農薬いっぱい。コーラは、発がん性物質が10数%含まれている。大手チェーン店のものは、食べないほうがいい・・・

そんなことをいうと食べるものがありません。だから、解毒「デトックス」が重要なのです。
腸内細菌を活性化することが一番です!!


もっと怖い話があります。予防のワクチンです。子宮頸がん予防ワクチンで、頭のいい女子高校生が、急に頭も身体も動けなくなって「廃人」のようになってしまったという事実。明らかにワクチンの副作用です。日本のワクチンには、水銀が入っているそうです。重金属が悪さをするようですので、ワクチンは、進んで受けないようにしてください。まして、ガンにもなっていないのに、子宮頸がんを予防するために受けるのは、おかしいと思います。

そして、皆さんが意外と気づいているようで、見過ごしているもの・・・それは、電磁波です。携帯電話やスマホに夢中の皆さん、電磁波に浸かりに行っているんですよ。子供への電磁波の影響は、大人より脳全体に影響します。携帯電話をかけると、子供の脳は、電磁波に満々に影響されます。簡単・便利に流されて、大きな健康損失をしています。電磁調理器は最悪です。妊婦さんは絶対に近づかないようにしてください。

このままだと、遺伝子に傷が付いて日本民族が滅びてしまう!!
どうぞ、日本の豊かな自然を守ってください。
そして、人々が健康であり、平和な日本を子孫に伝え、残していきたいと思います。

「子曰く 過ちて改めず 是を過ちと謂う」

見えない脅威は、あなたのすぐそばにある。
逃れる知恵も、あなたのすぐそばにある。
あなたは、どちらを選択しますか??

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright©2024. Egami Hiroko All rights Reserved.