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歯の豆知識

セルフブレスケアとは?


口臭は防げる!

 

 口臭の原因の90%は口の中の雑菌にあります。そのうちの20%は歯周病などの病気によるものであり、これはニオイが強烈なうえ歯科医院で治療するしか方法はありません。
しかし、悩みの多くは誰しもが持つ生理的口臭だと言われています。これについて、口臭の専門医の本田俊一先生は、以下のように解説されています。

 西洋人と違いアジアの人々には「挨拶のキス」という文化がないので、口臭を消す慣習もなく口臭に寛容だったと言えます。しかし、最近では年齢を問わず、気にする人が増えています。口の中には、善玉菌と口臭の原因となる悪玉菌(嫌気性菌)が常に生存しています。それを殺菌したり、洗浄したりするのが「酸素をたっぷり含んだ新鮮な唾液」です。唾液のコンディションさえ保てば、口臭は防げます。

新鮮な唾液には中和作用があり、口内のpHを中性にします。つまり、十分な唾液が分泌されずpHが酸性やアルカリ性に傾いたときに、嫌気性菌の活動が活発になり口臭が発生します。実はそこに、ひとつめの口臭予防のポイントがあります。

水以外のものが口に入ったときに、口内は中性ではなくなります。ですから、会社で昼食をとった後・コーヒーやお茶を飲んだ後などは、必ず水で口をすすぐ・水を飲むという習慣をつけてください。また、昼食後に歯を磨く必要性はさほどありません。雑菌が繁殖するのは夜から朝にかけてですし、食べかすの多くは歯ではなく、舌に付着するものだからです。
ですから、歯を磨くのは朝晩の2回が理想的。やたらと歯磨きをして唾液を吐き出すのはもったいないですよ。まずは水で処理する、と覚えてください。

ガムを噛むのも効果的。常に唾液が出続けるからです。しかし、まさかオフィスでガムを噛むわけにはいかないでしょうから(笑)、次のような噛み方を提案します。
ガムを噛み終わったら、それを丸めて口に入れておいてください。噛まずに入れておくだけでいいです。異物を外に吐き出そうとして、黙っていても唾液が出てきていますよ。最近人気のエチケットフィルムなども、強い刺激が唾液分泌の呼び水となり有効ですね。

また、口臭が起こるシチュエーションはいくつかあります。例えば、起床時や緊張している時は唾液の量が少なくなります。空腹時は、口の中の雑菌ではなく、肺から悪臭が発生しやすくなります。ここにも口臭予防のポイントが・・・

決して朝食を抜いてはいけません。
もしそんな状態で会社に来れば、緊張感と空腹から、口臭の相乗効果が生まれてしまいます。きちんと朝食をとること(できれば和食)。ごはんは舌を使って食べるので、舌をキレイに掃除してくれますし、唾液の分泌も盛んになります。

口臭対策といっても実は非常に簡単なものばかりですね。
髪型を整えるように、毎朝口内を整えればキスの距離に入っても怖くありませんよ!




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